40代になったら、若さを追求するよりも、教養を身につけたい。中身のある大人になりたい、と私は思います。
若作りと若いのは違う。無理をしても悲しいだけです。それよりも、「この人にはかなわないな」と思わせるような大人になりたいです。
イタい40代。
あなたはどんな人を思い浮かべるでしょうか。
イタい40代にならないためのヒントを探してみましょう。
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正しい日本語が使えるようにしよう
たとえばやってしまいがちな「ヤバい!」。私もたまに口にして娘に注意されます(反省)。
本当は、よくない意味で使う言葉ですが、「とても」「非常に」といった意味で使うこともありますね。
「ヤバい、美味しい!」「ヤバい、かわいい!」などです。
しかしこれは本来の意味での使い方ではないわけで、中高生が言うならまだしも40代で使うのはどうなんでしょう。
少なくともあまり知的には見えないでしょう。
いい本を読もう
正しい日本語を身につけるには「いい本」をたくさん読むことだと思っています。言葉がちゃんと編集者の目を通っていますから、間違った日本語表現はないはず。
ちょっとした難しい日本語でも、適切な場面で正しい使い方が出来たらちょっとかっこいい。
ものを知らなすぎるのはイタい
町の本屋さんがどんどんつぶれていますけれど1ヶ月にどのくらい本を読んでいますか。
電子書籍市場は右肩上がりらしいので、本を読む人は減っていないとは思いたいですが、やはりいくつになっても学ぶ姿勢は大切です。
死ぬまで学ぶ
それは、仕事に関わることはもちろん、仕事以外のことであっても、歴史、自然科学、哲学など様々な分野の本が自分の世界を広げてくれるのです。
よく、「そんなことを勉強しても生きていく上で何の役にも立たない」ということをいう人がいますが、そんな考え方だから、役に立つことも役に立てられない、それだけのことです。
たしかに、普段の生活で鎌倉幕府が開かれた年を聞かれることもないし、微分積分を使うこともないでしょう。
でも、分からないことを理解しようとする姿勢とか、分かる楽しみを知っているとか、物事の考え方とか、「学ぶこと」から得られるものはたくさんあるのです。
人が一生のうちに経験できることなどたかが知れています。本を読むことによって、知らない世界、現実的には行けない世界のことも知ることが出来るのです。
40年以上も生きていればその分経験と知識が積み重なっていて当然。
その知識が教養となり、これから先の人生を作っていきます。
若い頃とは違う、さらに豊かな人生を過ごせるかどうかは常に学んでいく、たくさんのことを知ろうとする姿勢にかかっています。
若さと若作りを勘違いしているのもイタい
いくつになっても若く見られたい、その気持ちはどんな女性でもあると思います。
しかし、若いのと若作りは違います。
40代になればシワも出来るし、シミもできるし、白髪も出てくるし、老眼も始まるんです。
それでも、キレイに見える人はいますよね。
年齢相応に年はとっているんだけれどなぜかキレイに見える人は、短いスカートをはいたり、流行を追い求めるようなメイクをしたり無理した若作りはしていないのです。
自分らしさを大切にし、自分がキレイに見える方法を追求すれば良いのです。
そして何より、顔や身体、姿勢に中身がにじみ出ます。
人柄、教養、その他あなたを形作るすべてものもが顔から身体からにじみ出てきます。
若い肌の張りなんてかなわないくらいの40代ならではの輝きを出せばいいではないですか。
40代には40代の美しさがあります。無理に若作りをする必要はありません。
スキルと教養を勘違いしている
たとえば、英語が話せるというのは素晴らしい能力のひとつではありますが、それは「スキル」に過ぎません。
スキルというのは使いこなしてこそ生きてくるものであって、持っているだけでは意味がないのです。
英語が話せることではなくて、英語で何を話せるか、が大事なのです。
今の政治や経済について話題にされた時、英語どころか日本語でさえも自分の考えを伝えられないようでは、英語力が全く活かせません。
大事なのはスキルではなくて、それを使いこなせるだけの教養です。
昔話ばかりしないこと
「私が若い頃は」とか「昔はこうだった」とか、過去の栄光にひたらないことです。
いつまでも進歩のないおばさんだと思われてしまいますよ。
もちろん、古き良き時代の受け継ぎたい習慣などもありますが、自分の自慢話のようなことばかり話しても周りがしらけるだけです。
時代は変わっていくんです。
特に女性は「私が若い頃はこうだったわよ」とそれを今の若い人にも押し付けようとする傾向があるように感じますが(私も若い頃は色々言われた記憶があります)、煙たがられるだけで何の得にもなりません。
もっと自分の知らない世界に足を踏み出して、色々なことを吸収することにエネルギーを注いだ方が建設的だと思います。
頭を柔らかく保つ努力を
年齢を重ねるほどに、自分の考えに固執しがちです。若い頃はそれでも良かったかもしれません。自分なりのこだわりが必要な場面も多々あったでしょう。
でも40代になったら、自分の意見やこだわりは持ちつつも、それに固執することなく、柔軟な頭で色々な意見や考えに耳を傾けることが大切です。
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