「猛暑」という言葉は最近では当たり前になりました。
30度くらいでは涼しいと感じることさえある日本の夏。30年くらい前は、夏はもっと涼しかったような・・・。
朝の7時台でもすでに30度を超える日も珍しくありませんね。
こんな日はしっかり日焼け止めを塗って紫外線をカットしたいですが、肌自体がダメージに強くなるように細胞から鍛えていかないといけません。
そのためにはビタミンC、ビタミンEなどを積極的に摂りたいですが、中には日焼けが悪化してしまう食べ物があるのをご存知でしょうか?
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日焼けを悪化させてしまう食べ物とは?
ビタミンCというと「お肌にいい」というイメージは女性なら誰でも持っているかと思います。しかし、ちょっと注意が必要なんです。
というのも、例えばこれらの食べ物には、ビタミンCもたっぷりですが、「ソラレン」という成分が入っていて、これが日焼けにはよくないとされています。
- レモンなどの柑橘類
- きゅうり
- セロリ
- パセリ
- シソ
- 三つ葉
- いちじく
- キウイ
- アセロラ
などは、肌に良いとされる野菜、果物ですが、ソラレンを含んでいるので「光毒性」があるのです。
光毒性とは、紫外線が当たると肌に炎症を起こしたりシミの元になったりする性質のことで、アロマテラピーで使うエッセンシャルオイル(精油)にも一部認められる働きなんですね。
だから、「レモンはお肌にいい!」と朝からたっぷりジュースを飲んで炎天下に外出すると、日焼けを助長してしまう可能性がある、ということです。
ソラレンのピークは食後2時間
このソラレンの働きがピークになるのは食後2時間くらい。
ゆるやかに作用が落ち着いてくるものの、持続時間は7時間ほどだといわれています。
ですから、朝と昼はあまり食べない方がいいということ!
ダイエットや美容のために野菜や果物をたっぷり摂ろうと思っている40代の女性は多いと思うのですが、食べる時間帯には気をつけないといけないということを覚えておいてください。
サラダ、スムージーは具に気をつける
レモンだけでなく、オレンジ、グレープフルーツなども同様です。
きゅうりとかセロリも意外なことに朝は食べない方がいいので、朝から生野菜のサラダやグリーンスムージーなどを摂ってる人は注意をした方がいいかもしれません。
紫外線て、メイクだけではカバーできないんですね。
40代以降は肌のターンオーバーが遅くなって、1度シミが出来ると消えにくいですから、しっかり防いでいきたいものです。
では何をどう食べればいい?
日焼け止めを塗っておけば紫外線から肌を守れるかというとそうではありません。体の中からも”さびない”工夫が必要です。
ビタミンACEを摂ろう!
では朝はフルーツは食べられない?というと、そんなことはありません。
そのためには、細胞を酸化させない、錆び付かせない「抗酸化作用」のあるものを積極的に摂りたいですね。抗酸化作用といえば、ビタミンCとビタミンEです。
ビタミンCやビタミンA、Eもバランスよく含まれているのが「いちご」。
とはいえ、ビタミンCは抗酸化作用だけでなく、美白作用も期待できる栄養素。ぜひとも摂りたいものですが、摂取する時間さえ気をつければ大丈夫です。
いちごならソラレンを気にせずビタミン補給が出来ます。加工はせずに生のまま食べましょう。
野菜を食べるなら、
- かぼちゃ
- ピーマン
- ブロッコリー
- さつまいも
などがおすすめです。
さつま芋は芋類の中でも血糖値が上がりにくいので、朝食にもピッタリです。
また、かぼちゃに含まれるビタミンEは脂溶性ビタミンです。油との相性がいいんです。
オイルでソテーして食べるのがおすすめ!オイルは、
- オリーブオイル
- アルガンオイル
- 米油
などがおすすめ。オイル自体にもビタミンEがたっぷりだからです。
食べ物にも気をつけて身体の中から日焼け止め
紫外線のダメージを防ぐには化粧品だけでは限界があるんですね。
やっぱり食べ物から気をつけないといけません。
今回ご紹介した食べ物は、食べたらいけないわけではなくて、食べる時間帯だけ気をつければ大丈夫。
柑橘類はビタミンがたっぷりですし、食べないのはもったいないです。
食べる時間帯を変えて、美味しく身体の中からキレイになりましょう!
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