アルガンオイルとホホバオイル、どっちも美容に良いといわれています。
性質や効能に違いがありますが、何が違うのかわかりにくいですし、どっちを使えばいいんだろう、と迷っていませんか?
◆この記事のポイントまとめ!
- ホホバオイルとアルガンオイル、何が違うの?
- 保湿力はどっちが高いの?
- 年齢肌のケアにはどっちがいいの?
- ニキビがあっても使える?
- 結局どっちがおすすめなの?
どちらにも素晴らしい効能があり、私は40代の美容には欠かせないアイテムだと思っています。
乾燥が気になる人はホホバオイル、エイジングケアをメインにしたい人はアルガンオイルが良いと思っていますので、その理由を説明します。
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ホホバはワックス、アルガンはオイル
それぞれの特徴のところでもお話ししていきますが、この2つの大きな違い、それは、
- ホホバオイルはワックスエステル(ロウエステル)
- アルガンオイルは油
ということです。
ホホバオイルは化学構造が油とは違っているため、オイルと呼ばれていますが厳密に言うと「油」ではありません。
アルガンオイルは「油」です。
24度以下になっても固まることはありません。
ちなみに、ココナッツオイルやシアバターは「脂」です。
冬は固まってしまいます。
ホホバオイルの特徴。ホホバは万能オイル!
ホホバオイルはオイルではなくて「ワックスエステル」という物質です。
他の植物オイルのように食べることは出来ません。
ホホバの樹は、年間降水量20mlの地域でも生き抜くことが出来るというすごいパワーを持っています。
アミノ酸、ビタミンA、ビタミンEなど肌に良い成分をたっぷり含んでいて、肌のバリア機能を守ってくれます。
肌馴染みが良い!ホホバオイルの効能
このワックスエステルは人の皮脂の成分に近いのでなじみがよく、肌を乾燥から守ってくれるんですね。
ホホバオイルとてもさらさらしたオイル(わかりやすく、「オイル」と呼びます)。塗ったそばからすーっとなじんで消えていくような感じです。
オイル美容を試したことがない方は、ホホバオイルを使うと「オイルってこんなにさらさらしてるの!?」と驚きますよ。
乾燥肌で、とにかく保湿したい!という方におすすめのオイルです。
↓乾燥肌の方はこちらの記事も参考にしてください。
ホホバオイルのワックスエステルが肌荒れを防ぐ
ホホバオイルに含まれるワックスエステルが、肌のバリア機能を高めて、外部刺激から守ってくれます。
使い続けるほどに、肌が本来の保湿機能を取り戻していくので、内側から潤っていく感じがします。
私は超乾燥肌でしたから、使い始めた頃は本当に肌がぐんぐんオイルを吸い込んでいくような感じでしたが、今では使う量もほんの少しですむようになりました。
私も昔は、夏でもファンデーションが粉を吹くようなひどい肌の状態だったんです。
どんな高価な美容液を使っても、全然効果がありませんでした。
でも、ホホバオイルに出逢ってから肌が変わりました。
オイル美容に切り替えてから、40代の今の方が20代の頃よりもずっと健康な肌になっています。
ホホバオイルはニキビケアにも使える
ホホバオイルは、バクテリアの増殖を抑えて肌を清潔に保つ働きがあるので、ニキビケアにも使えるんですよ。
オイルはニキビに良くないんじゃない?と思うかもしれませんが、質の良いオイルを使えばそんな心配はありません。
アルガンオイルの特徴。エイジングケアにぴったり!
アルガンオイルは、モロッコの砂漠地帯にあるアルガンの木から採れる実を絞ったもの。
なんと100kgの実から1リットルしか採れないという、とても希少なオイルです。
かのクレオパトラも使っていたというアルガンオイルは、高級クリームにもよく使われています。
抗酸化作用が抜群!アルガンオイルの効能
このオイルもとても肌なじみがよく、肌を柔らかくしてくれます。
オレイン酸やビタミンEが豊富なので、抗酸化作用に優れています。つまり、細胞を酸化から守ってくれるということ。
紫外線やストレスによって、体の中に活性酸素が発生します。
活性酸素自体は、体を守るために必要なもの。しかし、体内に活性酸素が増えると、細胞の周りに「過酸化脂質」が増えます。
その活性酸素を取り除いてくれるのが、ビタミンEの働き。
アルガンオイルのビタミンEの含有量はオリーブオイルよりも多く、2〜3倍にもなるんですよ。
ビタミンEには抗酸化作用があり、細胞が傷つくのを防いでくれるので、シミやシワの予防には最適なのです。つまり、年齢肌のケアにはアルガンオイルがおすすめです。
↓こちらの記事も是非参考にしてください。
アルガンオイルは保湿効果に優れたリノール酸が豊富
アルガンオイルには、保湿効果に優れたリノール酸が含まれています。
しかしリノール酸は不飽和脂肪酸。
肌を柔らかくしてくれる作用があるのですが、酸化しやすいのが難点です。
でもアルガンオイルにはビタミンEがたっぷり含まれているので、そのおかげでリノール酸が酸化しにくいという特徴があります。
肌を柔らかく、ふっくら保つ働きがあるので、最近肌がかさついてしぼんでいるなあと思ったら使ってみてください。
ホホバオイルとアルガンオイル、結局どっちがおすすめ?
じゃあ、そんないいオイル、どっちを使ったらいいの?ということになりますね。
ホホバオイルは万能オイルなので肌質も選ばないし、肌なじみもいいし、どこにでも使えます。なので、価格は少々お高めです。
アルガンオイルはとても浸透力の良いオイルですし、ビタミンEが豊富で年齢肌のケアには最適ですから、ちょっと年齢を感じ始めたお肌にはとても向いています。
- 乾燥肌や肌荒れ(ニキビ)が気になる人はホホバオイル
- 年齢肌のケアにはアルガンオイル
という使い分けはいかがでしょう。
高品質なものを選ぶポイントがあるので、こちらも参考にしてくださいね。
>アルガンオイルを選ぶポイント
>ホホバオイルを選ぶポイント
最初は小さいサイズのものを購入して、使い心地などを確かめてみてもいいですね。
どちらも乾燥肌や年齢肌におすすめなので、あとは実際に使ってみた感覚で選んでいただくといいでしょう。
私はどちらも持っていて、気分次第で使い分けています。
最初の1本はホホバオイルかアルガンオイルがおすすめ
中でも年間通して使えるなと思ったのが、ホホバオイルとアルガンオイルです。
顔はもちろん、身体も髪もすべてケアできますよ。
オイルってどんなものを選べばいい?と聞かれたら、使う目的にもよるのですが、だいたいこのどちらかをおすすめしています。
1本持っておけば全身のケアが出来てしまうのでコスパもいいです。
オイルって見た目が少ないので、これで足りる?と思われるかもしれませんが、質の良いオイルは少量でよく伸びるので大丈夫ですよ。
質の良いオイルはベタつかない
オイルはべたつくというイメージをお持ちかもしれませんが、そんなことはありません。さらっとしていて肌をしっとりさせててくれます。
ただし、乾燥がひどいと最初は使う量が多いかもしれませんね。
私もそうでしたが、乾燥している時はオイルが伸びるというよりも肌にぐんぐん吸い込まれてしまうんですよ。
それだけ肌の保護効果が高いのだと思います。
だからオイルの染み込み具合で肌の乾燥具合も分かってしまいますね。
アルガンオイル、ホホバオイル、どっちも使ってみて!
どちらも捨てがたい、優秀なオイルです。
私はどちらも使っています。
どちらも肌質は選びませんが、実際使ってみて、その感触を確かめてみて欲しいと思います。
まとめ:今日からオイル美容をはじめてみない?
最後まで読んでくださってありがとうございます!
私はアルガンオイルもホホバオイルも大好きなので、その良さをぜひたくさんの人に知って欲しいと思っています。
顔に使うならほんの数滴で良いので、コスパがいいのも嬉しいところ。
そう、オイルってコスパがいいんですよ。質の良いオイルは本の数滴で伸びが良いので、とてももつんですね。
昔はランコムやシャネルの化粧品に、毎月5千円〜1万円くらい買っていましたけど、今より肌の調子は格段に悪かった。
オイルに変えてよかったと思っています。
乾燥肌の人、年齢肌が気になる人はぜひホホバオイルやアルガンオイルを使ってみてください!
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