ポリフェノールが身体にいい、ということは聞いたことがあるかもしれませんが、どのようにいいのかはよくわからない、という方もいらっしゃるのでは。
ポリフェノールとはずばり、身体を酸化させない=老化させない働きがあるので、アンチエイジングには絶対取りたい栄養素なのです。
とくに40代ともなると、どんどん衰えるばかり・・・。
という悲しいことのないように、ポリフェノールをたっぷり摂って、体の中から老化予防をしましょう。
◆ポリフェノールの種類
- アントシアニン(ブルーベリー、赤ワイン、なす)
- イソフラボン(大豆)
- カテキン(緑茶)
- タンニン(緑茶)
- リスベラロール(赤ワイン)
- カカオマスポリフェノール(チョコレート、ココア)
- クロロゲン酸(コーヒー)
- フェルラ酸(米ぬか、発芽玄米)
- ルチン(そば)
- ショウガオール(しょうが)
- サポニン(大豆)
- セサミノール(ごま)
- アップルフェノン(りんご)
など、これはほんの一例ですが、ポリフェノールという栄養素があるのではなく、化学構造状の分類で「ポリフェノール」というグループがあると思って下さい。
◆ポリフェノールの効果
なんといっても抗酸化作用!
私たちの細胞膜にある不飽和脂肪酸という成分はとても酸化されやすい性質があります。紫外線を浴びたりストレスを感じたりすると体内に活性酸素が増えてしまのですが、その活性酸素が不飽和脂肪酸を酸化させることによって過酸化脂質というものができます。
これを放置しておくと、細胞自体を傷つけるようになり、細胞が老化、シミやシワの原因となるのです。
そうならないように、抗酸化作用のあるものを積極的に摂っておくと、活性酸素を除去することが出来、老化防止につながるというわけです。
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◆ポリフェノールの1日の摂取目安量は?
ポリフェノールの1日の理想の摂取量は1500mgといわれています。ところが実際に摂っている量の平均は1010mgしかないのだそうです。
ポリフェノールは水溶性で体内に溜めておくことが出来ないので、毎日継続して摂らないといけないのですが、抗酸化力のピークはたった2〜3時間しかないんです。
ですから、毎日摂ることと、1回でたくさん摂るのではなく、1日の中でこまめに2〜3時間おきにとる、というのが理想です。
ちなみに、食品から摂れるポリフェノールの量は、
- 赤ワイングラス1杯:240mg
- ブルーベリー10粒:50mg
- コーヒー1杯(180cc):240mg
- りんご100g:220mg
- ダークチョコレート25g:200mg
- 緑茶1杯(150cc):180mg
- ざるそば1枚:30mg
などです。
(ただし、原料の内訳によっては増減あり)
単品だけ食べたり、一度に食べたりするのではなく、まんべんなく色々な食材から摂るのが理想です。
◆これ以上老化しないために
エイジングケアは今の自分のためはもちろんなのですが、5年後、10年後、50代や60代になったときにもキレイでいるためにするものです。
今のケアが、数年後に大きな差となって出てきます。今の自分の状態から目をそらしてはいけません。
高価な化粧品ではごまかせなくなってきますし、肌そのものが健康でなければいくら高価な化粧品を使っても効果は出ないんですよ。