40代になると、肌だけでなく髪の悩みも増えてきますね。コシがなくなったり、パサついたり。
私は元々くせ毛なんですが、40代になってうねりがひどくなってきました。
これは女性ホルモンのバランスが乱れることも原因の一つですが、普段のヘアケアも結構問題のようです。
美容院で「髪のパサつきとうねり、どうにかならない?」と聞いて(←もう20年近くカットしてもらっている美容師さんなんです)、「それはさ、○○するといいよ」と教えてもらいました。
ヘアオイルやトリートメントなどを色々試す前に、一つだけ注意することで、髪の状態も変わってきますよ。
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髪を洗ったらなるべく早くドライヤーで乾かす!
結論から言いますと、なるべく早く乾かす。これに限るんです。
みなさん、顔と違って髪のケアってどこか手を抜いてしまうところがありませんか?
私もそうなんですが、顔は乾燥してる!というのが分かりやすいですよね。タオルで拭くからすぐに乾きますし。
でも髪ってちょっと拭いたくらいじゃすぐに乾かないから、いつまでも濡れている感覚で安心してしまうんです。
この「濡れた状態」を放置することがいけない!
そうやって放置している間にも、開いたキューティクルから水分がどんどん蒸発しています。
でも全体的に濡れているからわかりにくいんですよね。
すぐに乾かす!やるとやらないとでは、翌朝の髪のツヤが全く違うので、騙されたと思って是非試してみてください!
ドライヤーは使い方次第でむしろ髪を保護する
もちろん、高温のドライヤーを長時間同じところに当てていれば髪は傷みます。ですから、当て方が大事なんです。
ドライヤーの使い方次第で、髪は今よりつやつやに、パサつきだって抑えられます。
これは私が自分の髪で実感しています。
美容師さんのアドバイス通り、お風呂から出てざっとタオルドライをしたら、すぐにドライヤーで乾かすようにしました。
あらびっくり、翌日の髪の手触りが変わってきました。1週間も続けたら髪の広がり方も変わってきましたよ。
おそらく、ドライヤーですぐに乾かすことで、髪の内部に水分をしっかり閉じ込められているからだと思います。
髪のうねりまでおさまってきたからびっくり。
クセはかなり強いので、もちろん真っ直ぐにはなりませんが、段々髪が柔らかくなってきた気がします。
ドライヤー=髪が傷む、ではなくて、使い方次第なんですよ。
40代の髪のパサつきを抑えるためのドライヤーのかけ方
私はこれで髪のパサつきがだいぶおさまりました。
アウトバストリートメントで髪のパサつきを抑える
洗い流さないタイプのトリートメント、もしくはヘアオイルでもいいですね、毛先を保護するものを使いましょう。
私はホホバオイル、もしくは椿油を使っています。最近はアルガンオイルも好きですが。
ホホバオイルや椿油の髪への効果はこちらの記事も読んでみてください。
>「ホホバオイルで髪も保湿〜40代のパサパサ髪から卒業しよう」
>「40代の髪がパサパサになる理由〜傷んだ髪は椿油でケアしよう」
トリートメントは使い方を良く読んでくださいね。
オイルの場合は数滴を手に取って手の平でなじませてから、毛先に軽く揉み込みます。
椿油にローズマリーの精油を入れて使ったりしていますが、おかげで本当に髪が丈夫になりました。
それからドライヤーをかけるのですが、この時出来るだけ毛先にはドライヤーの熱が当たらないようにしましょう。
毛先は細くて勝手に乾いていきますから、あえてドライヤーを当てなくても大丈夫です。
乾かすのは髪の根元です。15cm以上は離してくださいね。
手にドライヤーの風を当てた時に「熱くない」と感じる距離が適当です。
短時間で根元を乾かすこと
とはいえ、長時間ドライヤーを当てているのはよくありませんから、さっとすませましょう。
私はセミロングですが、5分以内には終わらせるようにしています。
かける時間は短ければ短いほどいいですからね。
風を当てる時には根元に当てるようにします。この時に、長いとなかなか根元に当てるのって難しいですよね。特に後頭部とか。
そんなときは頭を逆さにすると当てやすいですよ。1〜2分くらいなら頭に血も上らないでしょう。
髪のボリュームがなくなってきたな・・・なんていうときにも、こうやって髪を逆立てるようなイメージで頭を逆さにしてドライヤーをかけると、根元から髪が立ち上がるのでふんわり仕上がります。
ボリュームアップしたい方はぜひお試しあれ。
最後は冷風で締めくくる
大事なのは、短時間で9割くらい乾かしたら、残りは冷風で髪を落ち着かせる、ということです。
キューティクルに形状記憶させたいんです。
最後まで温風を当て続けるとそれはそれで髪がパサつく原因になるので、締めを冷風にするんです。そうすると髪のツヤも増しますし、水分をしっかり閉じ込めることが出来ます。
そして軽くブラッシングをして髪を整えたら出来上がり。
もうひと手間をかけてさらに髪のツヤアップ!
ドライヤーをかけるのにプラスして、もう一つやって欲しいことがあります。
ブラッシングって、朝くらいしかしないかもしれませんが、髪のツヤを出すにはとても大事なことなんです。
髪を同じ方向にまとめる
ブラッシングをすることで、髪を同じ方向にまとめてキューティクルを整える効果があります。
それで、ツヤが出るんです。
また、寝ている間に枕との摩擦が起きたり、髪の毛が絡まったりしますが、寝る前にブラッシングをすることで、これらのトラブルから髪を守ってくれるんですよ。
天然毛のブラシがおすすめ
どうせ使うなら、ブラシの質にもこだわってみませんか?
髪や頭皮には天然毛のブラシが優しいのでおすすめです。
私は猪毛のブラシを使っていますが、豚毛もありますね。いろいろさわってみて、柔らかいながらもコシのあるブラシを選んでみてください。
ブラッシングするのも楽しくなりますよ!
食生活なども見直して!40代で髪がパサパサになる原因
もちろん、ドライヤーだけでパサつきがおさまらない場合も。それは、
- 不規則な生活
- 栄養バランスの悪い食事
- 睡眠不足
など、肌に悪いことは髪にも悪いです。ドライヤーのかけ方を変えたくらいではどうにもなりません。
髪の水分量が減る
これも肌と同じです。悲しいことですが、年齢とともに保水力が落ちてパサついてくるのです。
普段の水分補給もすごく大事なので、こまめにお水を飲むようにしてください。
新陳代謝が悪くなる
新しく健康な髪を生み出す力が衰えてきますから、髪に栄養が行き渡らなくてパサパサしてきます。
髪のためにはタンパク質をしっかり取ること!
そして、タンパク質の代謝をよくするビタミンBも同時にとります。
おすすめは「ゆでたまご」。
タンパク質もビタミンも同時に取れますし、小腹が空いた時のおやつにもぴったり!
冷蔵庫に2〜3個常備しておくことをおすすめします!
睡眠不足、睡眠の質が悪い
髪は肌と同じ、寝ている間に作られます。
成長ホルモンをしっかり分泌するには質の良い睡眠を摂ることが大事で、夜更かしして髪をキレイにしようというのが無理な話なのです。
やっぱり、早寝早起きです。これに限ります。
あわせて読みたい>>睡眠時間の肌への影響は?やっぱりたっぷり寝ないとダメ?
シャンプーも見直してみて
40代になったらシャンプーも大事ですね。
顔のスキンケアは頑張るのに、ドラッグストアで買った安いシャンプー使ってませんか。
あれは本当に髪が傷みます。石油系の洗浄剤を使っているシャンプーはすぐに髪がパサパサになりますね。
だから、シャンプー&コンディショナーもスキンケアと同じ、自分の髪に合ったもの、洗浄力が強すぎないものを選ぶことが大事ですよ!
私が最近気に入っているのは、こちらのノンシリコンシャンプーです。
40代からでも髪はキレイになる!
私がこの10年で実感していることは、食べ物と睡眠時間の大切さです。
私の睡眠時間は5〜6時間ですが、早く寝て早く起きる。同じ睡眠時間でも寝る時間帯によって疲労の回復具合が違ってきます。
そして食べるもの。暴飲暴食はもう40代になったらやめないといけません。
代謝が落ちてるんですから若い頃と同じように食べてちゃダメなんですよ。
胃腸を痛めつけて睡眠が足りなければ、肌も髪もぼろぼろ、パサパサになります。
ですから、まずはライフスタイルを見直して、その上でドライヤーのかけ方もちょっと気をつけてみてくださいね。
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