スキンケアはクレンジングから始まる。だから、肌が乾燥する40代は、化粧水とか美容液ばかりにお金をかけるのではなくて、クレンジングから見直す必要があります。
クレンジングにはどのような種類があって、どれが自分の肌に合っているのか。
それを知らないで使っていると、どんどん肌が乾燥して、いくら高級な美容液を使っても効果が出ないかもしれません。
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まず肌の状態を知らないといけない
Tゾーンがべたついていると、自分がオイリー肌(脂性肌)だと思っている人が多いのですが、本当のオイリー肌かどうかは、洗顔後にチェックして見ると分かります。
ネットの肌質診断とか、肌の水分計などもありますが、まずはすぐに出来る方法で。
洗顔後、もしくはお風呂から上がったあとに、何もつけないで10分おいて様子を見ます。
10分後、鏡をよく見てください。
- 皮脂がたくさん出てベタベタしていたら本当のオイリー肌
- カサカサで乾燥している。ツッパリ感もあるなら乾燥肌
- Tゾーンはべたつくけど頬はカサついているなら混合肌
ということができます。
特に問題なく、ツッパリもベタベタもしないなら、おめでとうございます、健康肌です。
乾燥しているから皮脂が出る
ここで大事なのが、日中は結構皮脂が出てメイクも崩れるから、自分がオイリー肌だと思っていた人です。
洗顔後のチェックをしてみたら乾燥肌だった。あれ、オイリー肌じゃないの?と思うかもしれません。
そうです、実はオイリー肌ではなく、乾燥肌だから皮脂が出てしまっていたのです。
ですから、そういった方がオイリー肌用のクレンジングを使ったら、もっと乾燥することになってしまうのです。
クレンジングから見直せば、適度な皮脂が残って肌が潤うので、皮脂も出なくなっていきますよ。
乾燥肌のクレンジングは肌にやさしいものを選ぶ
乾燥肌に良いクレンジングの選び方ですが、皮脂を取りすぎない、肌にやさしいものを選ぶということです。
軽いメイクの日は乳液でもOK!
今日は出掛けないかなという時は、日焼け止め効果のある下地にフェイスパウダーだけですませることがあります。
そんな軽いメイクの日は、乳液でも十分です。
乳液には油分が入っていますから、毛穴の汚れ、皮脂などを落とすことが出来るからです。
コットンに乳液をたっぷり目に取り、メイクと馴染ませるようにして顔全体を優しく拭き取っていきます。
拭き取るというよりは、コットンで乳液を馴染ませるようなイメージで。決してこすらないことです。
その後は普通に洗顔してください。
乳液が少ないと肌をこすってしまうので、たっぷりつけてくださいね。
普段お粉をはたく程度の軽いメイクしかしない方は、惜しげもなく使えるプチプラ乳液などをクレンジング代わりに使ってもいいでしょう。
私は植物オイルを使ってます
私は、植物オイルでクレンジングするようになってから肌が変わったんです。
植物オイルは何でもいいのですが、私はホホバオイルかアルガンオイルをおすすめしています。
ホホバオイルは肌質を選ばないので、どんな人でも使いやすいこと。
アルガンオイルはアンチエイジング効果が高いこと。
どちらにもメリットがあるので、お好みで選んで頂ければ良いのですが、気分に合わせて使い分けてもいいですね。
使い方は簡単です。
- 手の平に適量のオイルを取ります。
- 両手でよく温めてから、顔全体に優しく馴染ませます。
- 指の腹を使ってメイクと馴染ませるように、クルクルしてください。
- ティッシュで拭き取ってクレンジング終了です。
- 最後は普通に洗顔してください。
この時も、拭き取るというよりはオイルを吸い取るようなイメージで。
私はティッシュを2枚重ねて顔に乗せ、上から軽く抑えるようにしてオイルを吸い取っています。
優しいミルクタイプもおススメ
オイルのぬるぬる感が苦手、という人もいると思います。
そんな方におススメなのはミルクタイプ。
テクスチャーはゆるいものからとろとろのものまで色々ありますが、イメージとしては乳液と同じ感じです。
洗浄力はやや低いので、濃いアイメイクなどを落とすのには向いていません。ですから、ポイントメイクは専用のリムーバーを使ってください。
乾燥する季節はこってりクリームタイプも
ミルクタイプよりも油分が多いのがクリームタイプです。乾燥がひどいなと思ったら、クリームタイプがおすすめです。
私はちふれのクレンジングクリームも使っていますが、洗ったあともつっぱらないので、特に頬が乾燥しがちな方はクリームタイプがいいかもしれないですね。
ダブル洗顔不要の優しいクレンジングもおすすめ
メイクの汚れと皮脂や汗の汚れは質が違うから、ダブル洗顔不要のクレンジングはダメ、という意見もありますが、洗う回数を減らす(=肌の摩擦を減らす)という意味ではいいと思います。
ただし、刺激の強い界面活性剤が入っていないことが条件です。
- アルキル硫酸塩
- ポリオキシエチレンアルキルエーテル
- 塩化アルキルトリメチルアンモニウム
- 塩化アルコキシプロピルトリメチルアンモニウム
- 塩化ジアルキルジメチルアンモニウム
これらは乾燥肌には向いていない成分なので、成分表示をよく見てみてください。
保湿成分重視で選ぶ
クレンジングのタイプではなくて、保湿成分重視で選ぶのもひとつの方法です。
- セラミド
- アミノ酸
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
- エラスチン
- 尿素
などの成分が入っているといいと思います。保湿効果の高いクレンジングなら、洗ったあともしっとりしていますよ。
メイクを軽くするのもひとつの方法です
クレンジングの選び方について一通りお話ししましたが、クレンジングを優しくすると、オイルタイプや「スルッと落ちる!」シートタイプなどと比べると洗浄力が弱いわけです。
だから、メイク自体を見直さないと意味がない。
なるべく落としやすいメイクにしておいた方が、優しいクレンジングでも問題なく使えます。
40代になったらあちこちカバーしたくなると思うのですが、ミネラルファンデーションなど肌に刺激の少ない、薄づきのファンデを使うなどメイクを軽くしていきましょう。
クレンジングを変えれば肌も変わる!
私も昔は夏でも粉を吹くような乾燥肌でありながら、鼻の周りはベタベタして角栓も詰まっているというひどい肌の状態でしたが、クレンジングから見直すことで、今ではだいぶ肌の状態がよくなりました。
今も乾燥肌ですが、メイクのノリは格段に良くなりましたし、顔を洗ったあともぴきぴきしていません。
クレンジングって本当に大事だなと思います。
もしあなたが今乾燥肌で悩んでいるのなら、ぜひクレンジングから見直してみてください。
40代になってからも肌は変わります。
理想の肌を手に入れることは出来ると思うので、毎日のスキンケアをがんばっていきましょう!
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