春になると肌荒れが起こる、という女性は多いと思います。
夏から秋にかけてもそうですが、季節の変わり目って肌荒れが起こりやすい季節。
その理由と対処法についてまとめましたので、スキンケア対策などで乗り切っていきましょう!
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肌荒れ、かゆみ。春になると起こりやすい肌トラブル
実際に、春になると肌荒れを感じている女性は多いようです。
あるアンケートによると、首都圏に住む20〜50代の女性およそ800人のうち、実に7割近い人が春の肌荒れを経験しているのだそうです。
肌トラブルの内容としては、
- 乾燥
- かゆみ
がおよそ半数を占めているのだとか。
たしかに乾燥しますし、それで肌がかゆくなりますね。少し温かくなってきても、乾燥対策は引き続き重要なようです。
特定の時期だけ肌荒れする、季節性敏感肌の場合
1年を通して春だけ肌荒れするなら、ある特定の時期だけ肌の状態が悪くなる、いわゆる「季節性敏感肌」かもしれません。
原因は、
- 花粉
- ほこり
- ハウスダスト
- かび
- PM2.5
などの「季節性アレルゲン」です。
これらのアレルゲンのせいで、普段と肌質が変わってしまい、かゆみなどの症状が出てくるのです。
チェックしてみよう!
それでは自分の肌が季節性敏感肌なのかどうか、チェックしてみましょう!
- 特定の時期だけ肌に赤みなどのトラブルが出る
- 花粉症である
- 頬や目元などの乾燥がひどくなる
- ストレスをためやすい
- 睡眠不足
- 紫外線対策が不十分
- 外出することが多い
当てはまる項目が多いほど、季節性敏感肌の可能性が高いです。
ちなみに私は4つあてはあまりました。
私はブタクサの花粉症なので鼻水などの症状は夏に出ることが多いのですが、やはりアレルギー体質。
春ってホコリっぽいですよね。
乾燥とホコリ、紫外線などが相まって、肌の調子が悪くなるみたいです。
みなさんは、いくつ当てはまりましたか?
春先のスキンケアの対処法は?
まず、肌にアレルゲンがつくことによってかゆみなどが出ますから、外から帰ってきたらぬるま湯でさっと顔を洗う!
クレンジングをする前にアレルゲンを洗い流すだけでも効果があります。
本格的なクレンジングではないので、さっとぬるま湯で洗い流してティッシュオフするくらいで十分です。
アレルゲンを肌に乗せている時間を短くするということですね。
もしくは冷たく濡らしたタオルを顔に当てるだけでも、かゆみがおさまりますよ!
刺激の少ない化粧品に変える
春は肌が敏感になっているので、この時期だけなるべく刺激の少ない化粧品に変えた方がいいでしょう。
3〜4月にかけてだけ、敏感肌用の化粧水などを使うだけでも肌への刺激を減らせます。
敏感肌用の化粧水だけだと保湿力が足りないと思うので、クリームなどでしっかり蓋をしてください。
洗濯物に花粉がつかないように工夫する
花粉を家の中に持ち込まないということも重要です。
外から帰ってきてせっかく花粉を洗い流しているのに、タオルに花粉がついていたのでは何の意味もありません。
花粉の季節はなるべく部屋干しにした方がいいですね。
でも洗濯物の匂いが気になる!という場合は、アロマを使ってみてください。
おすすめはティーツリーの精油。抗菌作用があって、洗濯物の生乾きの臭いを消してくれるんです。
すすぎの時に数滴洗濯機に入れるか、スプレーを作って洗濯物を干した後にシュッシュとスプレーします。
スプレーの作り方は簡単!
スプレー容器に水100mlを入れ、ティーツリー精油を10滴入れます。
精油は水に溶けないので、使う時にはスプレー容器を思い切り振ってからスプレーしてください。
ティーツリーの香りは洗濯物が乾いていくうちに蒸発してしまいますので、香りが残ることもありません。
春はストレスがたまる季節。ホルモンバランスの乱れで肌荒れに
春のストレスも肌の調子を狂わせる原因のひとつです。
春ってバタバタする季節ですよね。仕事では人の異動があったり、子どもの学校関連も行事が多い季節です。
ストレスを感じると自律神経の交感神経が活発になって、血管が収縮しやすくなるんです。
それによって血流が悪くなると肌の隅々まで酸素や栄養素が行き渡らなくなって、新陳代謝も低下してしまいます。
それが肌のバリア機能の低下にもつながり、調子が悪くなってしまうんです。
ホルモンバランスも乱れがち
バタバタしていると身体も疲れるし、色々と気を使って精神的にも疲れやすい季節。
そんな時には女性ホルモンのバランスも乱しやすくなります。
女性ホルモンは肌の潤いを保ったり、コラーゲンを作るサポートをするので、これが乱れると肌の調子も悪くなります。
ただでさえ40代になって女性ホルモンが減少し始めているのに、さらにバランスを乱してしまうとお肌だって荒れますよ。
よく寝る、休むのが一番
こんな時は早く寝る。これが一番です。
とにかく身体が大事ですから、疲れを感じたら少しでも横になる。こうして体力と気力を回復させましょう。
気持ちが元気になってくると不思議と肌も元気になってきます。
スキンケアだけに頼らず、気持ちの面からも肌をサポートしていくことが必要です。
ストレスを感じたら、なるべく自分が楽しい、心地よいと思えることをたくさんして、早めに解消していきましょう。
私は疲れたらとにかく早く寝るようにしています。
家事なんて明日でいい。疲れている方が良くない、と割り切って子どもと寝てしまいます。
ストレスケアにアロマテラピーも試してみて!
ストレスを解消したいけど、気ままに出掛ける自由なんて主婦にはありませんよね。
そこでおすすめしたいのがアロマテラピー。
私はメディカルアロマ講師でもありますが、アロマの力は本当にすごいんですよ。
寝る前のリラックスタイムに、是非取り入れてみてください。
おススメの香りは、
- マンダリン
- ラベンダー
- ローズウッド
- ゼラニウム
- ベルガモット
など。
アロマを2〜3滴ティッシュにたらして枕元に置きます。
目を閉じて、ゆっくり深呼吸してみてください。良い香りに包まれて、寝つきも良くなりますよ。
春先の寒暖差も肌へのダメージになる
春の気候は「三寒四温」ですね。春の晴天は3日続かないと言われるほど、不安定な気候が続きます。
この寒暖差も肌によくないんです。
自律神経のバランスが乱れ、体温調節などが難しくなることが肌の調子にも影響してきます。
気温は高くなってくるのに、いきなり寒くなる日もあって、それ自体がストレスですよね。
ストレスを感じると自律神経のバランスが乱れますから、血行が悪くなって肌も冷えてしまいます。
お風呂上がりのマッサージで血行促進!
急に寒くなった日はマッサージをして肌の血行を良くしていきましょう。
マッサージで顔の筋肉のこりをほぐしたりリンパの流れをよくすると、それだけでも気持ちが良くてストレスが減っていきます。
マッサージは自分が気持ちがいいと思えるくらいの圧で、下から上、内側から外側に向かって、老廃物を流すようなイメージでやってみてください。
肌を傷めないように、マッサージクリームかオイルを使ってやってくださいね。
おススメはこちらのマッサージオイル。香りが良くてアロマテラピー効果もあります。
>>「コディナボディオイルリラクサンの効果〜乾燥でしぼんだ肌もふっくら♪」
ただし、肌荒れがひどい時にはマッサージは余計な刺激になってしまうので、ちょっとお休みしてください。
油断大敵、春は紫外線量も意外と多い!
春は紫外線が増える季節です。寒いからといって油断しないでください。
真夏ほどではないにせよ、春の紫外線量はあなどれません。
まだ涼しいからと油断していると、紫外線のダメージがどんどん蓄積されていきます。
曇っていても涼しくても日焼け止めをしっかり塗って紫外線対策をしておかないと、肌が乾燥してかゆみなどが出てきます。
>>こちらも参考にしてください「春の紫外線対策してますか?寒いからといって油断しちゃダメ!」
春でもしっかりと日焼け止めを塗る
顔はもちろんのこと、手や首など外に出ているところは忘れずに日焼け止めを塗ってください。
紫外線を浴びると肌が乾燥しやすくなります。
シミやシワの元にもなるので、40代以降は徹底して紫外線をカットしないと。老化にも歯止めをかけたいですからね。
紫外線は曇りの日でも降り注いでいますから、雨の日以外は紫外線対策を忘れずに!
まとめ:春の肌荒れ、スキンケアとストレス対策で乗り切ろう!
春は毎年肌のかゆみとの戦いをしている気がします。
昔はそんな肌質なんだと諦めていましたが、美容についての知識が増えてくるにつれ、対策することは可能なんだということを知りました。
だから、春に肌荒れで悩んでいる人に、少しずつでも改善していくことが出来るよということをお伝えしたいんです。
スキンケアとストレス対策、この2つを徹底するだけでも肌のトラブルは減っていくと思います。
毎日楽しく過ごすことを心がけて、優しいスキンケアで春の肌荒れを乗り切っていきましょう!
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