オイルが大好き、オイルマニアの私がアルガンオイルとオリーブオイルの違いを説明します。
40代の肌にはどちらがおすすめなのか。
オイルの成分から何がどういいのか、それぞれのオイルの特徴を見ていきましょう。
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アルガンオイルとオリーブオイル、必須脂肪酸の量の違い
オイル(油脂)は脂肪酸というものからできています。
この脂肪酸の組み合わせの違いで、効能だとかテクスチャーの違いが出てきます。
アルガンオイルは必須脂肪酸とビタミンEを多く含むのが特徴のオイルです。
リノール酸という必須脂肪酸が含まれているのですが、必須脂肪酸というのは私たちの身体に必要なものなのに、自分の体内では作ることができない脂肪酸のこと。
アルガンオイルはリノール酸が30〜40%くらい含まれています。これが、お肌ふっくらの秘密。
また、オリーブオイルの2〜3倍のビタミンEが含まれているので、酸化しにくいのも特徴です。
オリーブオイルはオレイン酸がメインのオイルです。70〜80%がオレイン酸です。
オレイン酸は、私たちの皮脂にも含まれいている脂肪酸なので、肌馴染みがとても良いのです。
まとめますと、
- アルガンオイルはビタミンEとリノール酸でお肌ふっくら
- オリーブオイルはオレイン酸が豊富で肌馴染みがよい
という感じです。
違いのイメージはつかめたでしょうか?
(参考:山桂産業株式会社、株式会社ニュース・アート、ネクタローム)
アルガンオイルはさらっとしていてエイジングケアにおすすめ
アルガンオイルはリノール酸が多いから、とてもさらっとしているんです。
私の個人的な感覚ではありますが、オリーブオイルの方がやや粘度が高い。
アルガンオイルの方が軽いと思います。
アルガンオイルは気になる年齢肌のケアに
やっぱり、特筆すべきはビタミンEの含有量です。
私はホホバオイルとアルガンオイルをメインに使っていますが、
- 肌の疲れを感じるとき
- ハリがないと感じるとき
などは、アルガンオイルを使っています。
アルガンオイルを使った翌日は、肌が柔らかくなってふっくらする感じがするからです。
オイルをエイジングケアに使いたい!という人は、アルガンオイルがおすすめです。
オリーブオイルは肌を柔らかくしたい人におすすめ
オリーブオイルはオレイン酸がメインでした。
だから、とても肌馴染みが良くて、保湿力は高いです。
だから、乾燥肌で肌のゴワツキが気になるという人には、オリーブオイルがおすすめ。
皮脂と良くなじむオリーブオイルを使うことで、足りなかった皮脂を補ってくれるので、使うほどに肌が柔らかくなる感じがします。
オイルパックの方法は、こちらの記事を参考にしてください。
ちなみに、食用のオリーブオイルも使えないことはないですが、あまりおすすめはしません。
食用のオリーブオイルには不純物が入っていることもあるので(食べるには問題ない)、できれば美容用のオリーブオイルを使うことをおすすめします。
どちらを選ぶべきか?好みで使い分けよう
使い心地はその人の感じ方にもよるので、オリーブオイルの方が肌に馴染みがいいなと感じる人もいるかもしれません。
私個人は、アルガンオイルの方がさらっとしているので使いやすいです。
また、エイジングケアに力を入れたいので、アルガンオイルを使う方が多いです。
ただ、乾燥肌で肌がゴワゴワしている、まずは肌を柔らかくしたいという人にはオリーブオイルがいいのではないかと思います。
オイルの浸透具合って肌質によっても変わってくるので、実際に使ってみるのが一番です。
同じオイルでもメーカーによって若干使い心地が違いますしね。
季節や体調によっても肌の調子が変わってくるので、まずは両方使ってみてください!
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