アルガンオイルを選ぶときに、「精製」「未精製」という表示を目にすることがあると思います。
- 未精製:アルガンオイルを絞ったそのまんま
- 精製:高温での脱臭などの工程を経たもの
このような違いがあるのですが、どちらが良いか。
それは肌質と好みによります。
それぞれの良さについて、解説します。
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アルガンオイルの精製、未精製の違い、それぞれの良さ
私は断然、未精製オイルなのですが、人によっては精製オイルの方が使いやすいかもしれません。
未精製のアルガンオイルは、ほんの少しですがアルガンオイル特有の香りが残っているからです。
見た目にも違いがあります。
未精製のアルガンオイルは美しい黄金色をしていますが、精製オイルは透明です。
↓こんな感じの色です。
こちらは、コディナのトライアルセットに入っていたアルガンオイルです。
>>フランスのオーガニックコスメ【CODINA(コディナ)】のトライアルセット
未精製オイルのメリット
- アルガンオイルの栄養分がそのまま残っている
- 自然な香りがする
濾過するだけで何も手を加えていないので、アルガンオイルが持っている栄養素がそのまま残っています。
ビタミンEなどかお肌に良い成分をそのまま取り込みたいなら、断然未精製です。
未精製オイルのデメリット
- 香りが苦手と感じる場合がある
- 肌に刺激を感じてしまう人もいる
- 価格がやや高め
デメリットがあるとすれば、まず香り。
天然のオイルの香りがいいと思うか、気になるかというところです。
アルガンオイルは干し草のような自然な香りがするので私は好きですが、この香りが良くないと感じる人もいると思います。
また、不純物などはしっかり取り除かれてはいますが、栄養価の高さゆえ、敏感肌の人は合わない場合もあります。
これはアルガンオイルに限ったことではないですが、未精製オイルで刺激を感じることもある、と覚えておくといいでしょう。
また、価格は比較的高めです。
精製オイルのメリット
- においがない
- 色もない
- 酸化しにくい
- 価格が安め
精製オイルはにおいません。
オイル独特の香りが苦手な人は、精製オイルの方が向いています。
敏感肌で刺激が心配、という人も精製オイルから入ってみてください。
また、精製したオイルは、化粧品の原料として使う場合は安定しているので変質しにくい、というメリットがあるんです。
価格面を考えても、マッサージなどに使いたいというときは精製オイルの方が使いやすいと思います。
精製オイルのデメリット
- 未精製と比較すると栄養価が劣る
やっぱり、栄養価ですよね。
せっかくのオイルの栄養価が、精製の過程で失われてしまう。
これはもったいないと思います。
栄養価の高さで選ぶか、使いやすさで選ぶか
どちらにも良さがありますから。
栄養価が劣るといっても、オイルの保湿力はありますから、精製オイルがダメということではありません。
スキンケアは続けていくことが大事です。いくら栄養があるといっても、自分が苦手とする香りのあるものは、きっと使い続けることができない。
それなら精製オイルの方が適しています。
香りも平気だし、使ってみた感触もいい!という人には、未精製オイルをおすすめします。
私はアルガンオイルの黄金色と自然な香りが好きだから未精製を使いますが、香りが苦手な人は精製オイルの方がいいです。
>>あわせて読みたい「高品質なアルガンオイルの選び方・おすすめ5選をまとめたみた」
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