チョコレートを食べると鼻血が出るとか、昔はよく言ったような気がしますが、私はチョコレート大好きですけれども実際に鼻血を出したことはないし、出している人も見たことはありません。
ただ、チョコレートを食べ過ぎると肌が荒れる、という人はいますね。
チョコレートで肌荒れするという話もありますが、実際はどうなんでしょうか。私はおいしいチョコレートをおやつにおいしいコーヒーを飲むのが大好きなので、チョコレートと肌荒れの関係を調べてみました。
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◆チョコレートの成分は?
チョコレートはカカオから作られますね。正確に言うと、カカオを発酵させてから乾燥させます。これをローストしてからすりつぶすとカカオマスが出来ます。
そしてカカオマスからカカオバターが取れますが、これらの配合量によってチョコレートの口溶けとか香りが変わってくるんです。
そして、カカオ分に砂糖とかミルクなどを加えて「チョコレート」ができるのです。
◆カカオの栄養素って?
カカオは種ですからね、栄養が豊富。種というのは命の元なので、カロリーもそれなりにありますが、栄養価が高い食べ物なんです。
カカオポリフェノール
カカオの栄養素といえばやっぱりカカオポリフェノール。抗酸化作用にすぐれた成分ですから、シミやシワの予防、生活習慣病の予防に役立つといわれています。
ストレスを和らげたり、動脈硬化を予防したり、アレルギーも改善する素晴らしい効果がたくさんあるんです。素晴らしきかな、チョコレート。
カカオポリフェノールの美容効果については、こちらも参考にしてください。
>「カカオポリフェノールの効果でアンチエイジング」
テオブロミン
そして、カカオ特有の成分、テオブロミン。疲れた時にチョコレートを食べると幸せな気分になりませんか?それがこのテオブロミンの秘密。リラックス作用があって、気持ちを和らげてくれるんですね。
カフェインのような覚醒作用もあるので、頭をしゃっきりさせてくれるんですが、カフェインよりも作用が穏やかなんです。
食物繊維
そして女性に嬉しい食物繊維。お腹の中からキレイになれます。板チョコ1枚で2gも食物繊維が含まれているのだとか。
かといって1枚は食べ過ぎですからね。
◆チョコレートでほんとに肌荒れするの?
ここまで見ていくと、チョコレートにはいい事ばかりな気がしますが、それは「カカオ」の栄養価であって、「チョコレート」となると様々な添加物が入ってきますよね。
砂糖や脂質も多く含まれていて、カロリーの高い食品であることには変わりありません。食べ過ぎれば皮脂が過剰に分泌されることにもつながり、ニキビの元にもなったりします。それで、「チョコレートを食べると肌荒れする」といわれているのだと思います。
でもそれはチョコレートに限ったことではなく、何でも食べ過ぎれば身体によくありませんよね。ですから、チョコレート=肌荒れ、とは言い切れないでしょう。
◆上手なチョコレートの食べ方
それでもチョコレートを食べたい人へ、おすすめは「いいチョコレートを少しずつ食べること」です。安いチョコレートでは、気づいたら全部食べていた・・・ということになりかねないので、食べるなら高級なチョコレートをちびちび食べましょう。
私は本当にその食べ方を推奨したい!高級なチョコレートは原料もいいものを使ってますからね。ほんの少しで十分なんです。
なんといっても、質の良いカカオの香りは幸せな気分になれます。チョコレートが好きな方ならわかるでしょう。
小腹がすいてしまった時にいいチョコレートを食べることで満足感も得られますし、テオブロミンの効果でリラックスもできます。イライラしてどか食いするのを防げますよ。
肌荒れしない程度に少しずつ、美味しくチョコレートを食べていきましょう。
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