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40代のスキンケア

日焼け後のケアは72時間以内がカギ?うっかり日焼けをしてしまった時の対処法

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つい日焼け止めを塗り忘れたり、塗り漏れがあったりして、つい日焼けをしてしまった!なんて時には、焦らずその日のうちにケアをすれば、少しでも紫外線のダメージから肌を守ることが出来ます。

本格的なシミの元が作られるには24〜72時間あるといわれていますので、その間に適切なケアをしましょう。

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日焼けをしたら72時間も待っちゃダメ!

ネット上には、「日焼け後は72時間以内にケア」「シミの元が作られるまで72時間ある」という情報がありますが、それでは遅いです。

日焼けから数日経ったら肌が黒くなってしまう

72時間の根拠は何かと調べたら、サンバーン(肌が赤くなる日焼け)は6〜48時間がピーク、その後に来るサンタン(肌が黒くなる日焼け)が24〜72時間の間に進行するから、ということのようです。(参考:三豊・観音寺市医師会「日焼けについて」

ちなみに、環境省が出している「紫外線環境保健マニュアル2020」には、以下のように書いてありました。

サンバーンは、日光にあたって数時間後から赤くひりひりとした炎症が起こり、8時間から 24時間でピークとなり、2、3日で消えます。あたりすぎたときは、水ぶくれとなって皮がむけることもあります。海水浴などで日焼けをしすぎたと思ったら、なるべく早く冷水タオルなどで冷やすと多少軽減されます。サンタンは、日光にあたって数日してから肌が黒っぽくなり、数週間から数ヵ月 続きます。紫外線で色素細胞が刺激され、メラニンをたくさん作るために起こります。

この「数日してから」が72時間といわれている根拠なのかと思いました。

もうひとつ、「日本香粧品学会誌」に掲載されている医師・研究者向けの記事『皮膚の光老化とその予防に関するコンセンサスステートメント』にこのような記述があります。

遅延型黒化は紫外線暴露後72時間くらいから現れる。

この遅延型黒化というのはメラニンが増えて肌が黒くなる「二次黒化」を指しています。

二次黒化については、日本化粧品技術者会の記事に詳しく掲載されています。

DTは日焼けとよばれるもっとも一般的に捕らえられている黒化現象で、紫外線照射によるサンバーンの炎症が消退する3〜10日目でピークとなり、照射紫外線量、人によっては数カ月間から数年間持続する場合もある。

つまり、ピークを迎えるのが72時間(3日)〜ということなので、人によってはそれ以前に肌が黒くなり始めるということ。

日焼けをしたらできるだけ早い対処が必要です。

シミやシワなど老化を防ぐには日に焼けないことが大事!

「紫外線環境保健マニュアル2020」には、「日焼けしてからの手入れでは遅い!」とはっきり書いてあります。

日焼けしてからローションなどで肌の手入れをすることは、ひりひりとした日焼けの痛みを抑えるなどの効果はあるとされています。しかし、皮膚の老化や皮膚がんなどの長期的な予防効果は少ないと考えられます。

シミやシワは、日焼けしてすぐに現れるものではありません。数年後、人によっては5年後、10年後といった時間を経て出てくるものです。

ですから、「72時間以内にケアすれば大丈夫〜♪」などと悠長なことを言っていると、気がついたらシミだらけ…ということにもなりかねません。

シミやシワを防ぐためには、「日焼けしない」ということが何より大事だということです。

日焼けしないためには、以下の6つのことを守りましょう。

  1. 紫外線が強い時間帯(お昼前後)を避ける
  2. できるだけ日陰を探す
  3. 日傘や帽子で日差しを防ぐ
  4. 衣服で覆う
  5. サングラスをかける
  6. 日焼け止めを使う

熱中症の危険もあるので注意が必要ですが、できるだけ目の詰まった生地で色の濃い服が紫外線をカットしてくれます。

日焼けしてしまったらすぐにやって欲しい4つのこと

注意をしていたけれどうっかり日焼けをしてしまった、そんな時にすぐやるべきことは以下の4つです。

とにかく肌を冷やす

肌は紫外線B波によって「サンバーン」という状態になっています。軽い火傷と同じこと。

やけどのときと基本的に対処法は同じ、とにかく冷やしましょう。

肌が炎症を起こしてしまっているので、冷たいタオルを当てて冷やしてください。または、保冷剤などでもOKです。

この時に、肌をこすったりしないように気をつけてくださいね。

もしタオルを当てにくい場所だったら、冷たいシャワーを浴びてもいいでしょう。

ほてりがおさまるまでしっかり冷やしてください。

日焼けした部分を保湿をする

日焼けをすると肌がカサカサになりますよね。肌がダメージを受けて、バリア機能も低下してしまってい売るので、とにかく保湿をして欲しいです。

ただし、ヒリヒリと痛むほど日焼けしてしまったときは、まず炎症を抑えることが先なので、とにかく冷やしてください。

冷やして炎症がおさまったところで、敏感肌用の優しい化粧水やクリームで丁寧に保湿をしましょう。

ここで、美白成分がたっぷり入った化粧品を使いたくなるところですが、それはちょっと我慢です。

肌のダメージが回復するまではまず優しい化粧品で保湿すること。

数日経って、炎症が落ち着いてきて赤みやかゆみ、傷みなどがなければ美白成分入りのものを使っても大丈夫でしょう。肌の状態を見ながら使い分けていくことが大事ですね。

水分補給をたっぷりと!体の中にもお水を

日焼けをするととにかく肌が乾燥します。

乾燥しているのは肌だけじゃなくて、体全体も乾燥してしまっているので、とにかくいつもより多めに水分を摂って、肌の水分量をあげていきましょう。

一度にたくさんとるよりは、こまめに飲むようにした方が効果的ですよ。

コーヒーなどカフェインの入ったものは利尿作用があるので、余計に身体の水分が失われてしまいます。

水分を摂るときは、

  • ミネラルウォーター
  • 麦茶
  • ハーブティー

など、ノンカフェインのものがおすすめです。暑い季節はやっぱり麦茶でしょうかね。

しっかり寝る

肌の回復を早めるためには、しっかりと睡眠をとって成長ホルモンを分泌したいですね。

成長ホルモンは寝入りばなの数時間でたくさん分泌されることがわかっていますから、寝つきを良くして、質の良い睡眠をとることが大事です。

日焼けしただけでも身体はとても疲れているので、とにかく早く休みましょう。

しっかり眠った分だけ、肌の回復も早くなります。

日焼け後に使いたくないもの

日焼けした後は肌が相当のダメージを受けているので、アルコールやパラベンなど、肌への刺激となる添加物が含まれているものは避けたいです。

私は肌が弱いので、アルコールが多く入っているものを使うと、普段でも肌がピリピリしてしまうのですが、日焼けをした後ならなおさらです。

自分の肌に合った、肌に優しい成分を選ぶ

以前、アロエが肌にいいと聞いて使ったことがあるのですが、逆に肌が荒れてしまいました。

この時使ったのは「キダチアロエ」だったのですが、これが私には合わなかったみたいです。

「アロエベラ」のジェルを使ったときは大丈夫だったので、同じアロエでも違いがあるんですね。

セラミドやアミノ酸ならそれほどの違いはなさそうですが、日焼けの後はいつもより肌が弱っていますから、普段の感覚で化粧品を使ってしまうと痛い目に合うかも。

とにかく刺激の少ないの化粧品を使うようにした方がいいですよ。

肌に優しいコスメ

私が実際に使ってみたコスメの中で、これは敏感肌でも使えると思ったものをご紹介します。

敏感肌でも使えるものなら、日焼け後の肌にもきっと優しいはず!

ヴァントルテボタニカルモイストシリーズ

大人の敏感肌に使えるというコンセプトのコスメなので、肌に穏やかというのが最大の特徴です。

美容皮膚科医監修の、無添加&自然派コスメ。

トライアルセットを使ってみたのですが、原料の自然な香りが穏やかで、肌にも優しいコスメでした。

>>ヴァントルテボタニカルモイストシリーズの口コミ。明日の肌に自信が持てる敏感肌向けコスメ

モーニュ

あんまり聞いたことのないブランドだったのですが、使用されているこんにゃくセラミドは特許を取得しているのだそうです。

トライアルセットが600円という驚きの価格だったので試してみたのですが、お値段以上の価値がありました!

徹底して肌にやさしいことこだわっているので、敏感肌、乾燥肌の方にもおすすめです。

>>天然セラミドで憧れの赤ちゃん肌へ。自然派化粧品のモーニュトライアルセット

ぬくもりミルクローション

これなら1本で、顔も身体も全部ケアできてしまいます。

赤ちゃんのために作られたローションですが、皮膚が薄くて傷つきやすい赤ちゃんが使えるなら、大人の敏感肌だって使えるはず!と思って使ってみたら、これが大当たりでした。

今は娘達と一緒に使っていますが、香りも穏やかで使うたびにリラックスできるローションです。

>>大人の乾燥肌、敏感肌でも安心して使える、肌にやさしい「ぬくもりミルクローション」

日焼けしてしまったらメラニン色素が作られるまでに素早く肌のケアを!

うっかり日焼けをしてしまった〜!と思っても焦らないでください。

メラニン色素が作られるまでにはある程度時間はありますので、とにかく肌を冷やし、保湿をし、肌へのダメージを最小限に抑えることが大切です。

とはいえ、なるべく日焼けしないことがベスト。日焼け止め、日傘、帽子などを上手に使って紫外線から肌を守りましょう。

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