みなさん、紫外線対策はしていると思うのですが、ブルーライト対策はしていますか?
普通の日焼け止めではブルーライトは防げません。
毎日スマホを見ている時間の長い人は要注意です。40代の乾燥肌、年齢肌の悩みを加速させてしまうかもしれません。
ブルーライトってそもそもなに?
ブルーライトとは可視光線の中で最もエネルギーの強い光のことです。
光の波長は「nm(ナノメートル)」という単位で表されますが、私たちの目に見えるのは400〜780nmくらい。
780nmを超えると赤外線、400nm以下は紫外線になります。
ブルーライトは紫外線に近いので、波長が短く拡散されやすいという特徴があります。
- スマホ
- テレビ
- パソコン
- 携帯ゲーム機
- LED照明器具
などに使われています。
問題なのは光源からの距離
節約になるからって全部LED照明にしたのに、肌に悪いって言うの?と文句を言いたくなりますが、照明器具であれば、直接顔を向けることは少ないですし、そんなに肌に近いところにありませんよね。
問題は、スマホやパソコン。
ブルーライトの影響は光源からの距離の二乗に反比例するといわれているので、例えば20cmと2mでは100倍もの影響の差があるんです。
私は悲しいかな最近老眼ぎみなので、スマホを見る時も30cmほど離していますが、間近で見ている人は要注意ですよ。
ブルーライトの肌への影響。何が肌に悪いの?
ではブルーライトの何が肌に悪いんでしょうか。
ブルーライトは非常にエネルギーの強い光で、紫外線を浴びているのに近い状態になるといわれています。
しかも、UVAに近いのだとか。
紫外線には肌を赤くするUVB(紫外線B波)と真皮まで届いてコラーゲンを破壊するUVA(紫外線A波)があります。
ブルーライトは「第三の紫外線」とも呼ばれていて、
- 活性酸素を発生させる
- 色素沈着が発生する
ということが実験によってわかっています。
「スマホ→日焼け」ではないけれども
ただですね、今行われている実験ですけど、たしかにブルーライトで色素沈着は起こるようなんです。
でもそれが、「スマホと同じくらいのブルーライトの量」とは比較されていないという点が気になります。
例えば、スマホの通常使用でも同じようにシミが出来るとしたら大変ですけど、おそらくそこまでのブルーライトはでていないのではと思います。
むしろ目に対する影響から肌に良くないのでは
肌に直接害があるというよりは、
- 眼精疲労
- 睡眠のリズムが乱れる
ということからの肌への悪影響が考えられます。
ブルーライトはとても刺激の強い光なので、それによってメラトニンという睡眠ホルモンの分泌が低下して、よく眠れなくなる可能性があります。
睡眠の質が低下すれば、当然肌には悪影響ですよね。
どよ〜んと疲れた表情になりますし、肌はガサガサ、ボロボロ。
むしろ睡眠不足による肌への影響の方が大きいのではないでしょうか。
できればブルーライト対策をしたいという人におすすめのコスメ
まあ、それでもできれば化粧品でブルーライトがカットできたら嬉しいなと思う人もいると思います。
ブルーライトをカット出来るという製品は最近続々と出てきていますが、肌にやさしく、敏感肌&乾燥肌でも安心し使える2品をご紹介したいと思います。
ナチュラグラッセのメイクアップクリーム
40代の肌でも艶が出る!と感動して、私が使い続けている、メイクアップクリームです。
下地とファンデを兼ねていますし、日焼け止め効果もあるので、スキンケアの後はこれ1本で済んでしまいます。
石けんでも落とせるので、メイク落しが楽なのもオススメポイントです。
マリーゴールドから抽出したルテインを配合することでブルーライトから肌を守っています。
実際に使ってみたレビューはこちらも参考に。
- 価格:3024円
- 容量:30g
- SPF44、PA+++
エトヴォスミネラルUVパクト
ミネラルファンデーションで人気のエトヴォス。こちらは仕上げ用のお粉です。色ムラや毛穴もカバーしてくれますし、もちろん紫外線をカット。
ブルーライトは65%以上カットします。
崩れにくく、マットな肌を作ります。クレンジングは不要で、石けんだけで落とせるパウダーです。
- 価格:3500円
- 容量:7g
- SPF50、PA++++