フラーレンという美容成分はあまり聞き慣れないかもしれませんが、ビタミンCの170倍もの抗酸化作用を持つという、40代のエイジングケアに是非取り入れたい成分なのです。
そうか。ビタミンCも続ければ効果があると思っていましたが、それを凌ぐすごいパワーがあるのがフラーレンなんですね。たるみが気になる私としては、一度使ってみたい成分です。
いや、そもそもたるみに効果があるのかしら。具体的にどのような美容効果があるのか、みてみましょう。
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フラーレンは炭素から出来ている
フラーレンとは炭素から出来ている物質です。ダイヤモンドと同じなんですよ。
炭素原子がつながって出来ていて、サッカーボールのような形をしています。
私たちの身体には炭素も含まれていますね。元々身体にある成分と構成が同じなので、無害なんです。
フラーレンの美容効果や特徴
ひと言でいうと、フラーレンの特徴は強力な抗酸化作用です。
40代はどんどん肌が酸化していきますから、いかに錆び付かせないかということがとても大事!
その1・活性酸素を捕まえて無害化する抗酸化作用
活性酸素というのは呼吸をしてもできるし、紫外線を浴びたり、ストレスがたまった時など、様々な理由で体内にたまってしまいます。
適量で収まっていれば、身体を外敵から守る大事な役目があるのですが、増えすぎてしまうと細胞を酸化させ、それがシミやシワ、たるみなど年齢肌の原因になるんですね。
フラーレンには強力な抗酸化作用があるので、この活性酸素を捕まえて除去することで、メラニン色素の発生や皮脂の酸化を防いでくれるのです。
しかも、活性酸素を捕まえたフラーレンは古い角質と一緒にどんどん排出されてしまうので、肌にとどまってトラブルを起こすこともありません。
その2・他の美容成分の害も防ぐ
化粧品の他の成分から出る活性酸素も当然除去してくれます。例えば美白化粧品に含まれるビタミンCですが、これ自体が活性酸素を発生させるんですね。
でもフラーレンが配合されていれば、そのような他の成分から出る活性酸素も無毒化してくれるので、化粧品としての美容効果がアップする、というわけです。
その3・毛穴を小さくする作用
実験の結果では、フラーレンが毛穴の面積を2割も小さくしてくれることが分かったのだとか。
今、毛穴の開きが気になっている私としては、是非使ってみたい!と思ってしまいます。
毛穴が引き締まれば肌もキメが整い、ハリが出てくるでしょう。
その4・小じわの改善
小じわは肌が乾燥することやたるんだ毛穴がつながることで出来てしまいますが、フラーレンで保湿することでその改善効果が期待できます。
毛穴も引き締めながら小じわも改善してくれるなんて、フラーレンて素晴らしい!
敏感肌でも安心
フラーレンは非常に刺激の低い成分なので、敏感肌や乾燥肌など、化粧品でトラブルが起きやすい方でも安心して使えます。
安全性が高い成分
フラーレンは美容成分としてはまだまだ歴史が浅いのですが、それでも世界各国で様々な実験が行われています。
いずれも毒性などは報告されておらず、安全性が高い成分として認められている、というのも安心材料ですね。
化粧品としてだけでなく、食べたり吸い込んだりした場合でも安全だということが分かっているんです。
今のところフラーレンによる肌トラブルなども報告がないので、安心して使える成分だと思っていいでしょう。
紫外線の害を防ぐためには、日焼け止めの下に塗る!
フラーレンの化粧品を使うとなれば、当然日焼け止めの前に使うことが多いと思うのですが、この順序が大事なんです!
というのも、日焼け止めは汗や摩擦で落ちてしまうので、こまめな塗り直しが必要ですが、忙しいとそんなことも出来ないですよね。
でも、フラーレンに塗り直しは必要ありません。
もし日焼け止めが落ちてしまったら、紫外線のダメージをまともに受けてしまうわけですが、この時にフラーレンが塗ってあれば、日焼けによる炎症なども抑えてくれるのです。
夏は紫外線から肌を守り、冬は保湿に大活躍
日焼け止めとは効果が違いますが、うっかり紫外線を浴びてしまったとしてもそのダメージから回復するサポートをし、冬は保湿効果で肌を守る。
毛穴を引き締め、乾燥小じわも防ぐ。1年中活躍してくれるのがフラーレンなのです。
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