乾燥肌にオイルはよくないとか、逆にもっと乾燥するとか、オイルで乾燥肌を克服してきた私にとっては残念な情報がたくさんあります。
オイルを使って肌が乾燥するのは、使い方を間違えているからです。
良質な植物オイルを正しく使えば乾燥肌は改善できます(断言!)
私が乾燥肌を改善するために実践してきたオイルの正しい使い方についてご紹介するので、40代の乾燥肌に悩んでいる方は是非試してみて欲しいと思います。
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オイルを塗っても肌は潤わない?
お肌にとって大切なのは「水分」です。油分ではありません。
だから、洗顔後の湿った肌にオイルだけを塗っても乾燥肌は改善できません。だって、水分が足りないから。
そうです、乾燥肌にオイルがダメとか、オイルを塗って肌が余計乾燥したというのは、「オイルだけを塗っていた場合」なんですね。
オイルの肌への効果
そもそもオイルが持っているスキンケア効果を考えてみましょう。
- 肌を柔らかくする作用
- 肌を保湿する作用
- 外部刺激から肌を守る作用
などがあります。
保湿する作用は確かにあるのですが、それは肌の水分量を「上げる」作用ではなくて、水分が蒸発するのを防ぐ作用です。
ですから、オイルを使う前にたっぷり水分を補給しておかないといけないわけで、これをしないから肌が乾燥するんです。
オイルで肌が乾燥するのは、オイルが悪いのではなくて、使い方を間違えているからです。
乾燥肌を改善するための正しいオイルの使い方
ではどうやって使えば肌の乾燥を抑えられるのか、正しい使い方についてお話ししますね。
乾燥肌に適した水分を補う
乾燥肌を改善するには、肌に合った水分を補うことが大前提です。これなしでオイルを塗っても改善できません。
肌が乾燥しているということは角質層がカサカサになっているということですから、まずはセラミドなど角質層をしっかり潤す成分を補給してきましょう。
他にも、
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- プラセンタエキス
など、保湿効果の高い成分がはいった化粧水でしっかり水分補給してください。
乾燥がひどいときはコットンパックをするなど、ちょっとひと手間かけることも大切です。
水分補給のあとにオイルで蓋をする
肌に必要な水分補給をしたら、それが蒸発しないようにオイルを塗ります。
このとき、ベタベタになるほど塗る必要はありません。手の平で数滴を温めて、肌に馴染ませるように優しく塗ってあげれば十分です。
肌がごわつくときはオイルで柔らかくする
肌が乾燥してゴワゴワしている、そんなときはオイルパックで肌を柔らかくしましょう。
オイルには肌を柔らかくする作用があるので、週に1回くらいやるといいと思います。
- クレンジングをした後の肌にオイルを適量塗ります。
- 10分くらいおいたらティッシュで吸い取るようにして拭き取ります。
- いつものように洗顔をして、スキンケアもしっかりしてください。
オイルは手でよく温めてから塗った方が効果的です。
拭き取る時に蒸しタオルを使うとさらに効果的。血行も良くなりますし、肌に負担をかけずにオイルを拭くことが出来るので一石二鳥です。
オイルパックをすると肌が柔らかくなるので、それでおしまいにしてしまう人がいるのですが、それでは逆効果。
必ずいつものスキンケアをそのあとにするようにしてください。
乾燥肌にはどんなオイルがいい?
良質な植物オイルなら何でもいいのですが、たくさん種類があって迷ってしまいますよね。
それぞれのオイルにはどのような働きがあるかまとめてあるので、こちらもご覧ください。
私がいつもおすすめするのは、肌質を選ばずに使えるホホバオイルと、アンチエイジングによいアルガンオイルです。
どちらがいいかは好みですが、私はその時の気分や肌の状態に合わせて使い分けています。
乾燥肌には良質なオイルを使おう!
このブログでも何度も言っているのですが、私は夏でもファンデーションが粉を吹くほどのひどい乾燥肌でした。
パウダーファンデーションなんて絶対に使えなかった。
でも今は、冬でもパウダーファンデーションが使えるようになりました。ファンデーションが粉吹きしなくなりました。
20代の頃よりも40代の今の方が肌はずっと健康です。それは、オイルのおかげなんです。
保湿効果の高い化粧水に質の良い植物オイル。
季節の変わり目など、肌の調子が今ひとつなときは美容液をプラスしたりしますが、基本的にはとてもシンプルなスキンケアです。
スキンケアで一番大事なのは、質が良くて自分の肌に合ったものを使うことです。
オイルはたくさん種類があるので、ぜひ自分の肌に合ったものを見つけて欲しいと思います。
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