常温だと固形なのに、手に乗せて温めると段々溶けていくシアバター。その保湿力は、一度使ったら手放せなくなります。
乾燥肌や肌荒れに悩んでいる人に是非使って欲しい!と思います。
顔だけではなく、手にも身体にも髪にも、そして唇にも。本当に全身使えるココロコスメのシアバターを使ってみました。
今まで色々シアバターを使ってきましたが、さてココロコスメのシアバターはどんな感じでしょうか。
肌の乾燥やかゆみが気になる方に、是非使って欲しい保湿アイテムです。
ココロコスメのシアバターを使ってみた感想
↑45gで、結構な大容量でした。
写真で見たときはもう少し小さいのかなと思っていたので、嬉しい驚き。
缶も可愛らしいです。
天然のシアバターの香り
ふたを開けて見ると、うっすらクリーム色のシアバターが。
写真では白く見えるかもしれませんが、ほんのり色がついています。
ココロコスメのシアバターは未精製で天然100%のシアバターなので、素材そのもの色と香りがついています。
常温だと固体ですので、こんな風にアイスクリームのスプーンがささります。
夏だともう少し柔らかくなりますが、気温が低い時期はかなり硬めです。
↑冬はスプーンがささります。
硬いですから、指先でクルクルと温めて、とれた分だけを塗るか、こんな風にスパチュラなどでとってから肌の上に乗せていきます。
私は我が家にたまっているアイスクリームのスプーンを使って少量手の上にとり、溶かしながら使っています。(スプーンは使い捨て)
指で触るとどうしても雑菌が入ってしまいますから、スパチュラなどでとった方がいいと思います。
すごい保湿力を実感
↑ほんの少量手に取って、ハンドクリームとして使ってみました。
40代ともなると衰えてくるのは顔だけではありません(涙)。
最近は手のケアにも力を入れているので、手を洗った後や水仕事の後は必ずハンドクリームをつけることにしているのです。
手の甲には年齢が出ますからね、大事ですよ、ハンドケア。
シアバターを手の甲に乗せ、反対側の手の平で包み込むようにして温めて伸ばしていきました。
このくらいの量で十分でした。ものすごいしっとりしますよ。しっとりしすぎて、パソコン仕事をしている最中は塗らない方がいいかなと思ったくらいです。
シアバターは油脂ですが、とても浸透がいいので、じんわりと馴染んでいくような感じです。
ひじやかかとも柔らかくなる
シアバターは顔だけでなく全身に使えるというのが最大のメリットだと思います。
特にはだが乾燥する季節はかかとがひび割れたり、肘や膝がゴワゴワしませんか?
そんな時にも使えるのがシアバター。
かかとにすり込んで靴下をはいて寝ると、翌朝はしっとりしています。
お風呂上がりの肌が柔らかくなっている時に塗るのがおすすめ。これでストッキングが伝線するのも防げます。
こんな人におすすめしたい
私の今の肌の悩みは、
- 乾燥
- 小じわ
- 毛穴の開き
などです。
どれも、たっぷり保湿しないといけない悩みですが、化粧水だけでは保湿って出来ないんですよね。
大事なのは、化粧水で与えた水分をしっかり閉じ込めること。そのために、シアバターが役に立つのです。
水分が蒸発しないように、シアバターで蓋をする。すると、肌がしっとりするだけでなく、使うほどにふっくらしてきますよ。
私はそれにプラスして敏感肌なので、アルコールが入っているものや合成香料のなどが入っているものはあまり使いたくないのです。
その点ココロコスメのシアバターは未精製の100%天然シアバター。おかしな混ざり物がないのが安心です。
ですから、
- 粉を吹くような乾燥肌で困っている
- しわなど年齢肌の悩みを何とかしたい
- できるだけオーガニックの品質の高いものを使いたい
こんな方に、是非おすすめしたいのです。
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冬でもパウダーファンデーションが使えるようになる
乾燥肌の人は、保湿力の高いリキッドファンデやクリームファンデを使うことが多いと思います。
私も基本はBBクリームなど保湿力のあるものをベースとして使っています。
でも、メイクは好きだから、色々なファンデーションを試したいのです。
乾燥肌だと冬はパウダーファンデーションを使えませんでした。パフを滑らせただけでカサカサになってしまうから。
でも寝る前にシアバターを塗っておくと、翌朝肌がモチモチしているんです。
だから、当然朝からしっかり保湿はしますけど、パウダーファンデーションが塗れるんですよ!
パウダーファンデでもカサつかないし、リキッドファンデのあとのルースパウダーも粉っぽくなりません。
メイクをした時の肌が変わる。ファンデを塗ったあとに鏡を見るのが楽しくなる。皮がカサカサになってない。
肌がしっとりしたら、メイクをするのもずっと楽しくなるんですね。
寝る前の保湿が大事
お風呂上がりにもきちんと保湿をしていますが、私は肌が乾燥しているなと思ったら、寝る前にももう一度保湿をします。
化粧水を軽く塗って、上からシアバターで蓋をします。
これで、翌朝の頬の手触りが変わるんです。
起きた時に肌がカサついてない。乾燥肌も卒業した?と思うくらいになってますよ。
ココロコスメシアバターの品質はどう?
私は物を買う時に、値段だけでは選ばないようにしています。
物を買うということは、その商品だけでなく、売っている企業、メーカーの姿勢も買うことだと思っているんです。
だから、ココロコスメがどんな会社なのか、そしてシアバターはどのくらいの品質なのかということもとても大事だと思うのです。
エコサートの認証
美容に詳しい方だと、エコサート(Ecocert)という名前を聞いたことがあるかもしれません。
エコサートとはフランスのトゥールーズに本拠地を置く、有機認定機関です。
全成分のうち95%以上が自然由来のものであることなど、非常に厳しい認定基準があるため、「エコサートを取得している」ということは世界的に信頼される製品だということなのです。
ココロコスメのシアバターはエコサートの認証を受けていますから、オーガニックにこだわる人にも安心して使ってもらえます。
フェアトレード認証
ココロコスメのシアバターの原産国はガーナです。
ガーナはまだまだ発展途上国。こういった国の原料や製品は、不当に安い値段で取引されていることが多いのです。
正当な価格で取引し、生産者や労働者の生活を向上させようという貿易の仕組みがフェアトレードです。
ココロコスメのシアバターはフェアトレード認証マークがついています。
つまり、フェアトレード認証マークのついたココロコスメのシアバターを購入することは、原産地ガーナの女性達の暮らしを守ることにつながるんです。
肌にやさしいだけでなく、「愛」のあるシアバターなのです。
私はこういう企業の姿勢も素晴らしいと思っています。
精製シアバターとの違い
手作りコスメなどに使うシアバターは精製された真っ白なものが多いです。
不純物を取り除いたり、シアバター独特の香りを取り除くために脱臭されているのですが、精製してしまうということはシアバターが持っている有効成分まで取り除かれてしまうということです。
シアバターの主成分はステアリン酸とオレイン酸ですが、それ以外にも
- リノレン酸
- リノレン酸
- パルミチン酸
- トコフェロール
- アラントイン
などの微量成分が含まれています。この微量成分こそが大切で、合成のクリームが叶わない保湿力を持てるわけです。
精製されたシアバターは、酸化の原因となる物質などが取り除かれているので、確かに長期保存が可能です。
でも、その分せっかくのシアバターの魅力が半減してしまっているので、ちょっともったいないと思うのです。
ココロコスメのシアバターは未精製の100%純粋なシアバターですから、この微量成分もしっかり含まれています。
原産国ガーナの人たちが作る手作りシアバターに近いものが使えるということですね。
シアバターの便利な使い方
顔やボディにそのまま塗るのでももちろん良いのですが、ちょっとアレンジして使うことも出来ます。
基本の使い方についてはこちらの記事でもご紹介しています。
ドライヤーをかける前に
私は髪も乾燥しがちで、何も塗らないとパサパサになって広がってしまうので、普段はホホバオイルや椿油などを使っています。
シアバターを使うときは、シアバターを手に取ってあちこちに塗った後、手の平に残った分を髪の先につけてからドライヤーをかけています。こうすることで、ドライヤーの熱から髪を守れるんです。
シアバターは保湿力が大。
たくさんつけると髪が重くなってしまうので、手に残ったくらいでちょうどいいですね。
香りが苦手な人は
この、シアバター独特の香りこそが、何も手を加えていないという天然の証なのですが、それが苦手という人が多いのも事実。
でも、どうせ使うなら脱臭処理されていない、質の高いものを使いたいじゃないですか。
そこで私がおすすめしているのは、アロマオイルをプラスする方法です。
シアバターは体温くらいの温度で溶けるので、湯煎するとすぐにトロトロになります。
そこにアロマオイルを加えて好きな香りをつけることで、香り付きのクリームを作ることが出来るんです。
こんな感じです。
シアバターを小さなクリーム容器などに移し、湯煎します。私はお湯を沸かすのが面倒で、深さのある小皿にポットのお湯を入れて、そこに容器を入れて湯煎しています。
爪楊枝でかき混ぜると段々ゆるくなってきます。
ゆるくなってきたらシアバター小さじ1当たり、アロマオイルを1〜2滴加えます。
さらによく混ぜてから室温に置いておけばまた固まります。
アロマコンサルタントとしての私のオススメアロマは、
- ラベンダー
- ローズウッド
- ゼラニウム
- マンダリン
- サンダルウッド
などです。
例えば、シアバター小さじ1に、ラベンダー1滴、マンダリン1滴というように、複数の種類のアロマを足すことも出来ます。
手作りハンドクリームの基剤として
天然の素材で、もう少しなめらかなクリームとして使いたい、という時には、蜜蝋を使った手作りハンドクリームに加えるのもおすすめですよ。
<材料>
- シアバター 10g
- 蜜蝋 3g(なくても可)
- 植物オイル 3〜6ml
<作り方>
- 材料を耐熱性のビーカーなどに入れ(耐熱性があれば何でもOK)、湯煎にかけます。
- 竹串、もしくはガラス棒などで混ぜながらしっかり溶かします。
- 材料が溶けたらクリーム容器に移し、トントンとそこをテーブルなどに軽く打ち付けて空気を抜きます。
- 冷めて固まれば出来上がり。
蜜蝋は融点が65度前後とやや高いので、溶かすのに若干時間がかかるかもしれませんが、いったん沸かしたお湯につけておけば、数分で溶けてくると思います。
蜜蝋なしだとゆるめのクリームになります。こんな感じです。
ここに好みのアロマオイルを2〜3滴加えるのもいいでしょう。
冷暗所で保存しましょう
シアバターはとても安定した油脂なので、他のオイルなどに比べるととても酸化しにくく、長期保存が出来るものです。
だからといって、高温多湿の場所に置いておくことはおすすめできません。
最後まで品質の良さを保って使うためにはしっかり蓋をして、冷暗所に置くことで酸化を防ぎましょう。
いったん開けて使い始めると、どうしても雑菌などが入りやすくなるので、なるべく早めに使い切ることをおすすめします。
目安としては、半年以内に使い切るようにすると良いでしょう。
また、手でじかにさわるとどうしても雑菌が入りやすくなるので、スパチュラなどを使ってとることをおすすめします。
コスパも良いココロコスメのシアバター
少量でもよく伸びて、しっかり保湿できるので、45gで1300円というのはとてもコスパがいいと思いました。
何より、全身使えるというのが便利ですね。赤ちゃんでも使えるほど肌にやさしいので、肌質を選ばずに使えると思います。
乾燥肌でお困りの方、是非1度シアバターを試してみませんか?