40代になって、
- 化粧水がなかなか浸透しない
- 化粧水がしみ込まないからいつまでもベタベタした感じがする
- 肌がゴワゴワしている
- 肌がカサカサしている
と感じている方へ、なぜ化粧水が肌に浸透しないのか。
ほんとに、いやになりますよね。
30代の頃はこんなんじゃなかったのに!と思いますが、仕方ない。
どうすりゃ浸透が良くなるのよ!と思っている方へ、私が実践している方法をご紹介します。
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40代の肌に化粧水が浸透しない3つの理由
化粧水がいつまでたってもしみこまない。
それにはこのような原因が考えられます。
角質がゴワゴワしている
角質が厚くなっていると、手触りもゴワゴワ、ザラザラして、化粧水を塗ってもちっとも浸透しない感じがしますよね。
潤い成分(セラミド)が不足している
肌が乾燥していると、角質層が粗くなっていて水分がどんどん蒸発していきます。
そうすると、いくら化粧水を塗っても肌の水分とともにどんどん蒸発してしまうので、「浸透しない」と感じやすくなるのです。
一説によりますと、普通の化粧水では塗ってから15分もすると、塗る前の肌の水分量に戻ってしまうそうですよ。
浸透しない化粧水を使っている
化粧水はそのほとんどが「水」。
だから浸透しないんです。
プチプラ化粧水は、ほぼ浸透しないと思った方がいいです。
肌を湿らせる程度の効果しか期待できません。
ただ、肌を湿らせて柔らかくし、その後のクリームなどの馴染みを良くするという働きは期待できます。
そもそも化粧水なんて、肌に浸透しない!
実は、普通の化粧水は肌に浸透しなくて当たり前。
浸透しない理由を3つお話ししてからこんなことをいうのはなんですが、私たちの肌には外敵から体を守るという役目があります。
肌から水分がじゃんじゃん浸透してきたら大変なことになります。
だから、化粧水だろうが美容液だろうが、そもそも肌には「浸透」しないことになっているんです。
大事なのは、化粧水で「水分」を補給するのではなくて、肌の潤い成分である「セラミド」を補うことなのです。
それは次の章で、説明しますね。
ちなみに、海外では日本のような水分ばっかりの化粧水は使わないそうですよ。
ローションというのはミルクローションで、オイルやクリームを使うことが多いそうです。
じゃあ、浸透を良くするためにはどうすればいい?
ではどうすればいいのか。
問題は、化粧水が肌に浸透しないことではなくて、肌が乾燥していること=潤いがキープできていないことが問題なのです。
私は超乾燥肌だったから、わかります。
高い化粧水、美容液を使えばいいと思っていたのですが、そうじゃないんです!
洗う時にゴシゴシこすらない
化粧水が浸透しないのは汚れが落ちていないからじゃないか、古い角質層のせいじゃないか、とこすりすぎてしまう人がいます。
私もそうでした。
ピーリングパックを使ったり、酵素洗顔料を毎日使ったり、色々やりました。
でもその「やりすぎ」がかえって肌に良くなかったんですね。
肌をこするのは刺激になるだけで、肌にいいことはありません。
- 角質層を傷める
- 必要な皮脂まで奪ってしまう
だから余計に肌が乾燥してしまいます。
正しい洗顔方法で洗っていると、潤いも奪わないし、古い角質も落とせるようになるんですよ。
こんな洗い方じゃ汚れ落ちないじゃん!と最初は思いました。
泡を転がすようにして洗うなんて、全然洗えてない、それじゃ汚れも落ちないし、肌の乾燥なんて治らないよ!と思っていたのですが、違いました。
正しい洗顔こそが保湿への近道だったんです。
優しく洗う。
これを継続することで肌が変わっていきました。
◆正しい洗顔方法
- 顔を洗う前に、手を洗います。泡が手の汚れの方に行ってしまわないためです。
- 顔をぬるま湯で濡らします。
- 石けんまたは洗顔フォームなどをしっかり泡立てます。
- 泡をTゾーンにのせ、それから頬に乗せます。
- 泡を転がすようにして洗います。手が肌に触れないように気をつけてください。
- 1分ほど洗ったら、よく洗い流します。
- タオルで拭く時は水気を吸い取らせるようにして、優しく拭いてください。
ぬるま湯(32度くらい)であるのが基本です。40度では必要な皮脂を落としてしまうので、乾燥肌の原因になるからです。
洗い方を変えるだけで肌の乾燥もおさまってくると思いますし、角質ケアも出来るので手触りが変わってくると思いますよ。
たかが洗顔、されど洗顔。
毎日のことなので、丁寧にやってくださいね。
肌が湿っているうちに化粧水を塗る
肌は洗った後すぐに乾燥を始めます。
だから、肌がまだ湿っているくらいのうちに、すぐに化粧水を塗ってあげてください。
特にお風呂上がり。
いつまでもそのままにしていると、どんどん肌の水分が蒸発してしまいますから、乾燥が気になるときは浴室の中で化粧水を塗ってもいいくらいです。
潤い(セラミド)を守る化粧水を使う
40代からは、化粧水選びが本当に大事になってきます。
ただとろとろしているだけの化粧水を使って、浸透した気になってしまうことがあると思うんですけど、それは違います。
化粧水が浸透していくなあ、肌が潤っているなあと感じるためには「セラミド」が必要です。
セラミドとは、細胞間脂質の1つで、角質細胞の間を埋めている保湿成分です。
角質層が整っている状態を「肌が潤っている」というのです。角質層が潤っていると、化粧水を塗った時に「浸透してる」と感じるようになるんです。
しかし、化粧水でセラミドを補うのはとても難しいので、肌にあるセラミドそのものを増やすことが出来る化粧水や潤いを長時間キープできる化粧水を選ぶことが大切です。
毎日のスキンケアで肌は確実に変わる!
やってみてわかったことは、何を使うかも大事なんだけど、どう使うかってことはもっと大事。
せっかくいいものを買ってるのに効果が出ないときは、使い方を間違えてます。
スキンケアの基本は「肌に刺激を与えないこと」です。
これを守るだけでもかなり肌は変わってきます。
だから騙されたと思って、1ヶ月くらい頑張ってみてください。
化粧水が浸透する肌に変わっていきますよ。
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