プラセンタは「胎盤」という意味。もちろん、胎盤そのものを使うわけでありません。
胎盤には胎児の成長に欠かせない栄養素が豊富に含まれているので、そのエキスを抽出して、サプリメントや化粧品などに利用しているんです。
40代になってシミが気になりだしたという方は、プラセンタを使ってみませんか。
このプラセンタには美白効果も期待できるのだとか。その秘密は、メラニン色素が作られるのを防ぐ働きがあるからです。
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プラセンタの美白効果
プラセンタを使うとどのようにして美白が出来るのか?その作用はこの3つです。
メラニン色素の生成を抑える
シミが出来るのはメラニン色素ができるからなのですが、紫外線などを浴びるまず活性酸素が体内に発生します。
活性酸素が増えると過酸化脂質を作り出し細胞を傷つけてしまうため、活性酸素から肌を守らないといけない!という指令が、表皮の角化細胞から基底層にあるメラノサイトに出されます。
そうすると、チロシナーゼという酵素が活性化してメラニン色素を作り出すのです。
プラセンタは、このチロシナーゼの働きを抑えて、メラニンが過剰に作られることを阻止することで、シミを予防するのです。
メラニン色素を黒くしない
メラニンは、作られたばかりではまだ「チロシン」というアミノ酸で黒くはありません。それがチロシナーゼによって黒色メラニンに変化し、シミになるのです。
ですから、チロシナーゼの働きを抑えるということは、できてしまったメラニンを黒くしないということにもなり、美白に役立つんですね。
メラニン色素の排泄を促す
肌はターンオーバーを繰り返し、新しい肌が常に作られていますから、メラニン色素ができてもそれが排出されればシミにはなりません。
だから、ターンオーバーが正常に機能している時にはシミができにくいのです。
ところが年齢とともに新陳代謝は悪くなる・・・メラニン色素が残ってしまうので、シミが消えにくくなるし、くすみにもなるんです。
プラセンタは肌の新陳代謝を促し、ターンオーバーを正常化させることで、メラニン色素の排出を早めることでシミを予防するのです。
美白しながらアンチエイジング
40代になると段々ターンオーバーが乱れてきます。20代の頃は28日周期なんていわれてましたが、40代になると2倍くらいかかるんですよ。
40代こそターンオーバーが大事!ということは、こちらの記事も参考にしてください。
年齢×1.5ともいわれてますから、なかなかシミが消えにくくなるんです。
それをサポートするのがプラセンタ。
プラセンタには成長因子といって、細胞分裂を促す成分が含まれているので、新陳代謝を高め、新しい肌を作る効果が期待できるということです。
だから、美白もしながら同時にエイジングケアもできてしまう!
素晴らしい成分なんです。
プラセンタは安全?副作用は?
胎盤なんて聞くとちょっと怖いイメージを持つ方もいると思うんですけど、胎盤そのものを使っているわけではないので、何ら心配はいりません。
化粧品やサプリメントとして使うのに、副作用などの心配もありません。
ただし、注射だけはちょっと注意。
美容外科でプラセンタ注射をすることもできますが、ヒト由来のプラセンタを使うと献血ができなくなるので注意が必要です。
使いやすいのはやはり化粧品ですよね。美容液など、数ヶ月使って肌の変化を見てみましょう。
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