リバースケアという、また聞き慣れないヘアケアが出てきましたので、さっそくやってみました!
美容に関することで「これなんだろう?」ということがでてきたらとりあえず調べてやってみないといけませんよね。
髪は顔と違ってメイクでごまかせないので、日頃のケアがとても大事です。
リバースケアとはどんなケア?そして、どうやってやるの?
リバースケアの効果とやり方についてまとめました。
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リバースケアとはオイルパックとトリートメントを先にする方法
先にいってしまいますと、リバースケアとはその名の通り、シャンプーとトリートメントの順番を逆にすることです。
そして、トリートメントだけでなく、オイルパックをプラスするということ。
え、じゃあ私が普段やっているオイルヘアパックに近いんじゃん、と思いましたよ。
オイルのヘアパックはこちらの記事もごらんください。
つまりオイル美容実践者には当たり前の、シャンプー前のオイルパックにトリートメントが合わさったもの、と思ってください。
リバースケアの効果
先にトリートメントをすると何が髪にいいのでしょうか。
それは、シャンプーをする前に油分で髪をコーティングすることで、髪についた整髪料などの汚れを浮き立たせるとともに、洗う時の摩擦を防ぐ効果があります。
また、先にトリートメントをすると油分のある美容成分は髪の内部まで浸透しやすくなります。
髪が乾燥しがちな人や絡みやすい人は是非試してみてください。
リバースケアのやり方
リバースケアのやり方は簡単。いつもの手順を逆にして、ちょっとひと手間加えるだけなんです。
丁寧にブラッシングする
ブラッシング、とても大事です。髪の汚れを落とすとともに、頭皮のマッサージにもなります。
汚れがついたままだとオイルやトリートメントの浸透もわるくなりますから、優しく丁寧にブラッシングします。
生え際からゆっくりと頭皮の毛穴の汚れを浮かせるようなイメージで。
髪の長い人はまず毛先を丁寧にほぐし、根元から毛先に向かってブラシを通していきます。
ブラシは目の細かいものがおすすめです。豚毛や馬毛など天然毛は髪にも頭皮にも優しいですよ。
髪が乾いた状態でオイルをつける
まずは髪が乾いた状態でオイルをつけます。
量は髪の量にもよりますが、手のひらに適量を出して、毛先からなじませていきます。
一度にオイルをたくさん手に出すと塗りづらいので、少しずつ出して塗って、を繰り返すといいですよ。
オススメのオイルは、
- 椿油
- ホホバオイル
- アルガンオイル
などです。
髪の質によっても使い心地が違ってくると思うので、いろいろ試してみてください。
トリートメントをつける
さて、オイルが髪に馴染んだところで、今度はトリートメントをつけていきます。
確かに、オイルパックをした時に心配なのは油分が残ること。
シャンプーでしっかり落としておかないと頭皮がベタついてしまいますからね。
その対策として有効なのがトリートメントを重ねるって方法だったんです。
これは画期的だ。
トリートメントを重ねて塗ることで、油分を緩めて落としやすくなると同時に、髪の指通りの格段に上がるんだとか。
なるほどー。
もし時間がないときはオイルなしでトリートメントだけでもOKです。
一旦軽く洗い流す
ややぬるめのお湯で一旦洗い流します。
後でシャンプーするのでこのときは軽くで大丈夫。
油分が少し残るくらいがちょうどいいです。
髪の間にお湯を通してくようなイメージで、ゴシゴシこすらず、お湯を含ませるようにしてすすぎます。
丁寧にシャンプーをする
シャンプーをよく泡だてて、頭皮をマッサージするようにして丁寧に洗います。
指の腹で、下から上に向かって、血流と同じ方向にマッサージをすると血行促進できます。
油分が残ってしまうと頭皮も髪もべたつくのでしっかり洗いましょう。
最後にもう一度トリートメントをする
しっかりオイルとトリートメントを洗い流したら、最後にもう一度トリートメントをします。
最初に塗ったトリートメントと同じでOKです。
塗ってから数分おいて洗い流しましょう。
時間があれば蒸しタオルを用意して頭に巻いておくと、より浸透が良くなりますよ。
ただし、シャンプーを洗い流した時に乾燥が気にならないなら、トリートメントはしなくても大丈夫です。
リバースケアをやってみた感想
さて、実際にリバースケアをやってみました。
結論から先に言うと、絶対やってみて!と思います。
こんな人におすすめ!
- 髪がパサつく
- 髪が広がる
- 髪につやがない
- 髪がゴワゴワする
私は毎日湯船に入るので、お風呂の前にホホバオイルとトリートメントを髪に塗りました。
オイルもトリートメントも、大さじ1くらい使ったと思います。
湯船に入って15分後、1度シャワーで洗い流します。
この時点ですでに指通りがよくなっているのでびっくりしました。
オイルをつけているからシャンプーが泡立たないのでは?と思いましたがそんなことはなく、普通に洗えました。
洗い流した後も特にべたつくこともありませんでした。
最後にもう一度トリートメントをして終了♪
タオルドライをしてドライヤーをかけたら、もうびっくり!
髪がとても柔らかくなっていました。指通りも全然違います。
翌朝になっても、髪は柔らかいままでしたよ。
別に、高価なトリートメントを使ったわけでもないのに、いつもの手順をちょっと変えただけで髪がこんなに変わるなんて驚きです。
40代の髪のパサつきに困っている方、是非試してみてください!
トリートメントなどは手持ちのもので十分だと思いますが、リバースケア専用のシャンプーとトリートメントもあるようです。
5年後の髪を想って
リバースケアシャンプー&トリートメント【Gokubi-pro】
タオルドライ後のドライヤーは必須です
せっかく髪をしっとりさせたのですから、水分と美容成分をしっかり閉じ込めましょう
そのためには、タオルドライ後の手早いドライヤーが必須です!
ドライヤーをかけると髪が傷むと思っている人が多いのですが、逆です。
洗った後の髪を放置すると、水分がどんどん蒸発してよけいに乾燥してしまうんです。
だから、仕上げのドライヤーがとても大事。これを忘れないでください
髪を傷めないドライヤーのかけ方
ドライヤーをかけるときは、タオルドライも大事。
水分を出来るだけ吸い取っておくと、ドライヤーも短時間ですむからです。
- 髪をタオルではさみ、こすらないようにして水分を丁寧に吸い取ります。
- 毛先に植物オイルかアウトバストリートメントをつけます。
- 髪から15cm以上離して、髪の根元を乾かします。
- 8割がた乾いたら、冷風を上から当てて髪をまとめます。
ドライヤーを当てる時は根元からです。毛先は乾きやすいので、あえて風を当てなくても大丈夫です。
最後に冷風を当てることでキューティクルを引き締めて、髪のツヤを出します。
順序を変えるだけで髪のツヤ蘇る、リバースケア
何事も、「当たり前」を疑って見るということは大事なのかもしれないですね。
ちょっとしたひと手間で髪のツヤが蘇るリバースケア。
毎日やる必要はないので、週に1〜2回、髪のパサつきを抑えるためにやってみるといいでしょう。
40代からはヘアケアも必須!髪は年を隠せない。
だから、肌以上に丁寧にケアしていきましょう!
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