日頃からオイル美容をおすすめしているところですが、全身ケアができて持ち運びも出来るものとして、シアバターも超おすすめなんです。
特に私のように1年中乾燥肌に悩んでいる人にとっては、肌の乾燥を防ぐ救世主になると思います。
シアバターがどれほどすごいのか、その効果などについてお話ししたいと思います。乾燥肌の方、是非使ってみてください。
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シアバターとはシアの実から採れる脂
油ではなく脂と書きましたが、常温で固体の脂をバターといいます。そうです、シアバターは常温だと固形なのです。
アフリカに生息するシアという木の実から採れる油脂なんです。現地では昔から傷の治療など薬として使われてきました。
手で温めると溶ける
固形のバターをどうやって使うの?と思うかもしれませんね。
シアバターの融点は36度くらい。そうです、体温で溶けるんです。ですから必要な分を手に取って馴染ませると段々溶けてきます。
柔らかくなったところで、肌や髪に馴染ませていきます。
未精製と精製
シアバターには採れたままの未精製のものと、精製した白いものがあります。
未精製のものはシアバター本来の色や香りが残っているもので、ほんのりクリーム色をしています。肌にとって有用な微量成分も残っています。
ですから、使うなら未精製の天然100%のものがおすすめです。
シアバター独特の香りが苦手、という人は、あとでご紹介しますが、アロマオイルなどをプラスすれば、香りもつけられるし肌への効果もアップしますよ。
未精製のシアバターは高価なのですが、リーズナブルなシアバターもあります。
シアバターの魅力、それは保湿力
シアバターの魅力はなんといっても保湿力の高さです。
シアバターの主成分はオレイン酸とステアリン酸。この2つが肌を乾燥から守り、しかもその保湿力が持続するという特徴があります。
人の皮脂に近い成分
人の皮脂のおよそ6割は脂肪酸。その脂肪酸にオレイン酸やステアリン酸も含まれているので、皮脂の成分に近く馴染みがいいのです。
それが高い保湿力の秘密。
そして、ステアリン酸はとても酸化しにくいという特徴があるので、保湿力が持続するのです。
実際塗ってみると分かりますが、使うほどの肌がしっとりしてもちもちしてくるのが分かります。
顔はもちろんなのですが、肘とかかととか、厄介なガサガサ、ごわごわにもパワーを発揮してくれます。
アンチエイジングにも使って欲しい
若い頃はそれほど乾燥肌ではなかった方も、40代になると段々と肌の乾燥を感じ始めてるのではないでしょうか。
そうです、年齢との戦いは乾燥との戦いでもあります。
シアバターの保湿力は潤いを閉じ込めるのに最適。
肌は乾燥すると硬くなりますが、化粧水でたっぷり保湿した後にシアバターを使うと、水分をしっかり閉じ込めてくれます。
シアバターには抗酸化作用もあり、肌が錆び付くのを抑えてくれるので、アンチエイジングにもピッタリなんです。
乾燥小じわを放置しておくとそのうち深いシワになってしまいますから、とにかく保湿です。
赤ちゃんの肌にも使えるほどの安全性
保湿力以外にも注目したいのが、シアバターの安全性です。シアバターの原産地、アフリカのガーナでは、生まれたての赤ちゃんの肌のケアにも使われているんです。
赤ちゃんの肌は柔らかくてとても乾燥しやすいですね。日差しの強いアフリカでは紫外線対策も必須。
その弱い肌を守るためにシアバターを塗るのです。赤ちゃんの肌にも使えるほどの高い安全性があるので、大人の敏感肌、乾燥肌にも安心して使えるんですね。
顔や髪、ボディなど全身に使えるシアバター
それでは具体的にどうやってシアバターを使うのか、便利な使い方をご紹介します。
顔に塗る
顔に塗る時は、スキンケアの最後に。化粧水や美容液を使って肌に必要な水分や美容成分を入れてから、最後にシアバターで蓋をします。
シアバターには水分がありませんから、シアバターだけ塗っても保湿できません。
手の平でよく温めて、しっかり溶かしてから塗りましょう。
髪につける
髪につける時は、シアバターを普通に手に取ってつけると、多分つけすぎてしまうと思うんですね。
そうすると、保湿を通り越して髪がベタベタになってしまうので、スキンケアの最後につかった後に、手に残っているシアバターで毛先を潤すくらいがちょうどいいのではないかと思います。
もし、日中髪につけたいと思ったら、ほんとにごく少量てにとって、良く手の平に馴染ませてから、軽く髪を触るようにしてつければ重たくならないでしょう。
ハンドクリームとして
ほんのちょっと手に取って、よく温めながら手に伸ばしてください。保湿力が高いので、パソコン仕事をする時は向いてないかも。
ボディクリームとして
広範囲に塗る時は、お風呂上がりがおすすめです。手で温めながら塗ることは変わりないのですが、身体が温まっている方が伸びがいいですよ。
寒い部屋で使うとなかなか溶けないので、浴室で使ってもいいでしょう。
アロマオイルをプラスして使う
シアバターの保湿力はいいんだけど、独特の香りが苦手という人は、好みのアロマオイルをプラスしてみませんか。
シアバターは体温で溶けるので、別の容器に移して湯煎すればすぐに柔らかくなります。そこにアロマオイルをたらして混ぜるだけ。
室温に置いておけば、再び固まります。
シアバター小さじ1当たり、アロマオイルを1〜2滴。おすすめのアロマオイルは、
- ラベンダー
- マンダリン
- ゼラニウム
- ローズウッド
など。
シアバター一つあれば全身保湿できる
シアバターの最大の魅力は持ち歩き出来ることだと思ってるんです。
私は普段からオイル美容をおすすめしていますが、オイルは夜のケアには適していますが、持ち歩きは不便ですよね。
乾燥肌の人は日中も保湿が必要ですから、そんな時に活躍してくれるのがシアバターです。是非1度試してみて欲しいと思います。
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