肌のたるみは加齢によるものが多いので、ある程度は仕方のないことかもしれません。
でも、日々のスキンケアや生活習慣の見直しで、少しでも改善しつつ、たるむのを防ぐ方法があります。
今たるんでいてもあきらめないでください!
スキンケアは未来の自分のためにするものです。10年後もキレイでいるために、がんばってお手入れしていきましょう。
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肌のたるみ対策~改善と予防<スキンケア編>
スキンケアは毎日やることなので、変化が分かりにくいかもしれません。
ただ、数日で劇的な変化がない代わりに、間違ったスキンケアをしていると徐々にたるみを助長してしまうことがあるんです。
肌をこすらないこと
これ、私もついやってしまうのですが、目がかゆくてかいてしまうとか(目元のたるみになります)、つい顔をゴシゴシ洗ってしまうとか。
身に覚えはありませんか?
特に顔を洗う時、下に向かってゴシゴシしていませんか?
これは即たるみにつながるNGな洗顔方法ですよ!
それからタオルで拭く時も大事。顔を洗った後は肌が柔らかくなっているのに、タオルでゴシゴシこすったら肌へのダメージが大きくなります。
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頭皮のケアも忘れずに!
スキンケアが大事なのに、どうして頭皮のケアなの?と思うかもしれません。
頭皮と顔の皮膚はつながっています。だから、顔をケアしているだけでは足りない。
頭皮も一緒にケアしないと、顔のたるみにつながるんです。
顔には一生懸命手間をかけるのに、頭皮は何もしていないという人は多いのではないでしょうか。
頭皮をマッサージして血行を良くし、柔らかく保つことで顔のたるみ対策にもなるんです。
例えばシャンプーをする時に、丁寧に頭皮をもみほぐすようにして洗うだけでも違ってきます。
できれば週に1回くらい、オイルを使って頭皮のマッサージをするといいですよ!
40代の頭皮は乾燥も激しくなっているので、顔のたるみと同時に育毛対策にもなりますから。
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肌のたるみ対策~改善と予防<表情筋編>
顔も身体と同じです。筋肉が衰えてくればたるんでくるんです。
いかにしてその衰えを防ぐか、それには顔も筋トレですよ!
あいうえお体操
鏡を見ながらやるのがおすすめの「あいうえお体操」。
難しいと続かないでしょう?これは本当に「あいうえお」と口を動かすだけなので、歯磨きのついでにでもやってみてください。
声は出さなくてもOKです。
思いっきり「あーいーうーえーおー」と大きく口を開けて、顔の筋肉を使っていることを意識してやってみてください。
あ:口と一緒に目も大きく開けることで顔全体の筋肉を動かせます。
い:出来るだけ口を横に引っ張るように動かします。頬の上の筋肉が動いているのが分かります。
う:口を思いっきり前に突き出します。顎の筋肉も動きます。
え:舌も一緒に「べー」っと出すと顎の方まで動きます。
お:口の周りの筋肉が動いているのが分かります。
1日数分、毎日続けてみてください。
舌回し運動
個人的にはこれが一番おすすめ!
たるみ、ほうれい線だけでなく、顔の歪みも取れるんです。唾液の分泌も増えて、口臭予防にもなるんですよ。
いいことづくめの舌回し運動のやり方はこちら
>>「ほうれい線を消せる?たった3日で効果抜群!今からできる舌回し運動」
ペットボトルエクササイズ
空のペットボトルを使って顔の筋肉を鍛えます。
簡単なエクササイズでは飽きてきたら、ちょっと道具を使って鍛えてみましょう。
500mlの空のペットボトルを用意します。
- 息を吐ききったところからスタートします。
- 吐いたらペットボトルを口でくわえて唇をしっかり締めます。
- そのまま唇で加えながら息を思い切り吸い込みます。
- 吸ったら10秒キープ。
- 最後はゆっくり息を吐いて終わりです。
これを何度か繰り返します。ポイントはペットボトルを唇の力だけでくわえることです。
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本を読みながら表情筋を使う方法
大人になると子どものように表情豊かに暮らすのはなかなか難しいかもしれませんが、人との会話を増やすなど、話したり笑ったりする機会を増やしたいですね。
一人で家にいるとなかなかそんな時間がない、という人もいるでしょう。そんな時は好きな本を「音読」するといいですよ。
子どもが小さかった時に、私がやっていた方法なんですが、赤ちゃんだと話し相手にならないでしょう。
子どもにも一生懸命話しかけてましたが、それも限界があるので、本を読むことにしました。
絵本だとすぐに終わってしまうから、自分が面白いと思う本を片っ端から声を出して読みました。
ゆっくりと大きな声を出して読むと結構疲れるのでぜひ試してみてください。
食事の時によく噛む
顔の筋肉を動かすだけでなく、早食いを防止してダイエットにも役立ちますから、1口につき30回は噛むようにしてください。
よく噛むと唾液の分泌も増えていいことづくめです。
肌のたるみ対策~改善と予防<生活習慣編>
普段の生活習慣もたるみと大きな関わりがあるので、怠惰な生活をしてるな・・・と思ったらちょっと見直してみましょう。
良い姿勢を心がける
良い姿勢を保つことはたるみだけでなく、ダイエットの観点からも大事なことです。
スキンケアやエクササイズで顔のたるみを予防するのはもちろん大事なのですが、姿勢を良くして身体の歪みを取ることで、顔のたるみを改善できます。
- 長時間のデスクワーク
- スマホの見過ぎ
- 立ち仕事が多い
- 1日中家事をしている
このような女性(大抵そうだと思いますが)の中でたるみが気になる人は、まずストレッチで背中や腰の筋肉をほぐし、姿勢を良くすることを心がけてください。
まずは背中を丸めない、下を向いたままにしないなど、少しずつ出来ることからやっていきましょう。
質の良い睡眠を取る
眠っている時間そのものよりも質。それは分かっている人が多いと思うのですが、これ、本当に大事ですよ。
肌に良いだけでなく、疲労度も違ってきます。
まずはなぜ肌にいいのか。それは成長ホルモンの分泌との関係です。
お肌の新陳代謝を促すためには成長ホルモンをしっかり出していきたい。
眠ってから数時間が成長ホルモンの分泌のピークになります。ここでしっかりと深い眠りについていないと、成長ホルモンがしっかり分泌されなくなってしまいます。
だから、同じ6時間寝たとしても、寝つきが悪くて、眠りが浅くて何だか寝た気がしない6時間と、横になったらすぐに眠りに落ちて気がついたら朝だった、という6時間では成長ホルモンの分泌量が違うのです。
その分、お肌への影響も出てきますよね。
睡眠時間のお肌への影響については、こちらの記事もどうぞ>>「睡眠時間の肌への影響は?やっぱりたっぷり寝ないとダメ?」
ストレスを溜めないこと
ストレスを感じると、身体がそれに対抗するために抗ストレスホルモンを分泌します。
このホルモンの合成にビタミンCが関わっているのですが、ストレスばっかり感じているとこのホルモンがどんどん分泌されるわけで、ビタミンCもたくさん消費されてしまうということ。
そうするとコラーゲンの生成に使えなくなってしまいますよね。
だから、ストレスを感じやすい人ほどビタミンCが減ってしまうので、コラーゲンが作られにくくなり、肌がたるみやすくなる、ということです。
そしてストレスが続くと活性酸素も増えます。
活性酸素が増えるとたるみだけでなく、しわやシミの元にもなりますから、ストレスはなるべく溜めないようにしたいものです。
肌のたるみ対策~改善と予防<食生活編>
私たちの肌は食べたもので出来ています。たるみを予防したいなら、食事の内容も大事ですね。
甘いものを食べ過ぎない
甘いお菓子はもちろんのこと、炭水化物ばかり食べていると肌の糖化が進み、黄ぐすみの原因に。
白砂糖は依存性もありますし、摂り過ぎはよくありません。
ケーキやチョコレート、清涼飲料水などは摂りすぎないように。ご飯やパンは糖質ですから、主食ばかりの食事もいけません。
お菓子は我慢するのがつらいかもしれませんが、自分で作ってみるといいですよ。
どれほどの砂糖や油脂が使われているかが分かり、恐ろしくなるので食べる気が失せます。ぜひお試しあれ。
身体の酸化を防ぐこと
酸化すると鉄が錆びて色が変わって朽ち果てていくように、増えた活性酸素を放置しておくと細胞や血管でも同じことが起きていきます。
だから、いかにして体の酸化を防ぐのかということがとても大事です。抗酸化作用のある栄養素を意識して摂ってほしい!
- ポリフェノール
- ビタミンC
- ビタミンE
など。
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食事だけで摂るのが難しい場合はサプリメントで。ビタミン類は食べてるつもりで意外と摂れていないものです。
マルチビタミンなど、様々な種類のビタミンが入ったものを利用するといいですよ。
私はビタミンCとEにB群が入っているものを飲んでいます。
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