ストレスが肌に良くないことは、皆さん身をもって分かっているのではないでしょうか。
ニキビが増えたり、肌荒れがひどくなる・・・。でも、なぜストレスが肌に出るのか、その影響についてはよく分かっていないかもしれません。
そこで、改めてストレスが肌に及ぼす影響について学んでみたいと思います。
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ストレスが肌に与える4つの影響
ストレスは、本当に百害あって一利無し。特に肌には、その影響が出やすいのです。肌は心の鏡ですよ。
1.ストレスで皮脂が増える
資生堂が行った試験によると、精神的なストレスによって皮脂の分泌量が増えるということが分かりました。
ストレスを与えた場合と与えていない場合の皮脂量を測定したところ、皮脂の分泌量が1.7倍も増えていたそうです。
私もストレスがたまると肌がべたつくような気がしていたのですが、それが気のせいではなかったということなんですね。
2.活性酸素が増えて細胞が老化する
活性酸素を増やす原因は紫外線や飲酒など色々ありますが、ストレスもその一つです。
活性酸素が増えると過酸化脂質が増えて、それが細胞を傷つけます。
傷ついた細胞のせいでシミやシワが増えるので、活性酸素はエイジングケアの大敵。
肌の老化を防ぎたいなら、ストレスを溜めてはいけないのです。
3.ホルモンバランスが乱れて肌の潤いがなくなる
女性ホルモンは肌の潤いを保つ働きがあり、そのバランスが乱れてしまうと肌がカサカサしたり、荒れてニキビが増えるなど、肌トラブルが増えます。
4.肌のバリア機能が低下する
ストレスがたまると肌のバリア機能が低下することも分かっています。
ストレスを感じると交感神経が優位になり血管が収縮します。
そうすると血行が悪くなり、肌のターンオーバーにも影響が出てしまうのです。
肌の保水力も失われ、肌が乾燥しやすくなったり、荒れやすくなるのです。
ストレスを感じたらローズの香りを嗅いでみて!
アロマ環境協会の会報誌に掲載されていたのですが、ローズの香りを嗅ぐことによって肌のバリア機能が向上する、という実験結果があります。
ローズの香りにはストレスを和らげる働きがあるのですが、この香りを嗅いだことによって肌の水分量が増え、バリア機能が向上したのだそうです。
40代になるとあれこれスキンケアにもこだわらなくてはいけませんが、香りを嗅ぐだけで肌の調子がよくなるなら、手軽でいいと思いませんか?
ちなみに、嗅いで効果が出るのは本物のローズの精油の香りです。合成香料ではそのような効果は見込めないので、使うなら本物のローズを選んでください。
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